1位:『だが、情熱はある』(日本テレビ系)第9話

 最も視聴熱が高かったのは、6月4日に放送されたKing&Prince・高橋海人、SixTONES・森本慎太郎ダブル主演のドラマ『だが、情熱はある』第9話。お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の実話に基いたストーリーを描き、“青春サバイバル”を謳う本作。

 今回は、それぞれのコンビが2008年のお笑いグランプリ『M-1』に挑戦。2004年の『M-1』で準優勝、翌年も決勝進出を果たした南海キャンディーズは、相方の“しずちゃん”こと山崎静代(富田望生)だけが人気を集める状況に山里(森本)が嫉妬し、コンビ仲は最悪の状態に。一方で、オードリーの若林(高橋)は売れない日々の中で、相方・春日俊彰(戸塚純貴)のズレたツッコミに若林がツッコミ返す流れの“ズレ漫才”を思いつき、周囲から評価をされ始める。

 『M-1』に臨んだ両コンビはそれぞれ準決勝で敗退するも、オードリーは敗者復活戦をこの“ズレ漫才”で制し準優勝。この際に披露された漫才シーンに対して、Twitter上では「再現度がすごすぎる」「本物のオードリーだった」など、その完成度の高さに舌を巻く声が多く出ていた。