整形展開に「なんでもあり」との指摘も……

 また、亜理紗が犯人でないことを端から見抜いていた皆実に対し、「皆実さんは目が見えないからこそ、亜理紗の人柄が最初から透けて見えていたんだなあ」と感心する声が上がる一方で、葛西が整形手術で別人に成りすましていた展開には、「整形で別人になってたっていうラストが許されるなら、もうなんでもありじゃん」「整形手術であんなに若返るもの? フィクションとはいえ、なんか冷めた」と疑問の声も。

 なお、整形前の葛西を演じた小林は80歳、整形後を演じた赤堀は51歳で、29歳差であった。

 以前から、あらゆる能力に秀でた主人公に対し、「全盲の設定である意味が感じられない」という指摘もあった同作。今回は皆実だからこそ、外見で誤魔化そうとした犯人の思惑を見抜けたといえるが、違和感を覚えてしまった視聴者も少なからずいたようだ。