結局、『六本木クラス』の最終回では、土下座しようとする会長を主人公が「何の価値もありませんよ」と言って制止。韓国版から表現の改変が行われ、現実とリンクすることはなかった。

 とはいえ、これは不祥事後に撮影が実施されたケース。『緊急取調室 THE FINAL』は、総理大臣の聴取シーンを変更することが困難であるため、テレ朝はお蔵入りも含めて判断するしかなさそうだ。

 すでに試写会で見た多くの人々が、「お蔵入りするには惜しい仕上がり」と口をそろえる『緊急取調室 THE FINAL』。ネット上では「どうか無事に公開されますように」と願う天海ファンも目立つが、果たして……。