『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

育休明けに時短勤務を選択するワーママは多いですが、「いつまで時短で働こうかな…?」と悩む人も多いですよね。

そこで今回は、先輩ワーママ達がいつまで時短勤務を続けたのか大調査!【フルタイムに戻るタイミング】を、SNSの声を元に検証していきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • 時短勤務をいつまで続けるべきか悩んでいる
  • 時短勤務のメリット・デメリットを理解し、フルタイムに戻るタイミングを探りたい
  • みんないつまで時短なの?気になる!

時短勤務はワーママに合う働き方ですが、デメリットもあります。子育て・キャリア・収入などを天秤にかけ、あなたに合う”時短の卒業時期”を探りましょう。

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『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

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1.ワーママの時短勤務は3歳まで!

そもそも、ワーママの時短勤務はいつまで?時短勤務の基本情報を確認しましょう。

(1)育児・介護休業法では3歳まで

ワーママが時短勤務できるのは基本的に 3歳までです。

「育児・介護休業法」では、”3歳に達するまでの子を養育する労働者に対する短時間勤務の措置”が義務付けられているため、社員が望めば”3歳の誕生日の前日まで”時短勤務で働くことができます。

(2)3歳以降の対応は勤務先の制度次第

「子どもが保育園の間も時短で働きたいなぁ。」このようなワーママも多いと思いますが、3歳以降の対応は勤務先の制度次第です。

「育児・介護休業法」では、”3歳以降の子を養育する労働者に対する措置”は事業主の努力義務に留まっており、強制ではないのです。

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小学校3年生までや卒業する6年生まで時短勤務ができる会社もあります。

2.【先輩ワーママの実態】平均いつまで時短勤務?

「いつまで時短で働くか?」これは働く母の一番の悩みどころですよね。

先輩ワーママ達は、いつまで時短勤務を続けていたのでしょうか?SNSの声も元にまとめました。

(1)時短勤務いつまで続ける?|期限ギリギリの3歳まで続けた

期限ギリギリの3歳まで時短勤務を続けたというワーママは、意外に多くいるようです。

できるだけ長く子どもとと過ごしたかったので、3歳ギリギリまで時短を続けました。

(35歳・メーカー勤務)

会社の規定では小学校3年生まで時短勤務が可能ですが、収入を増やしたかったので3歳でフルタイムに復帰しました。

(32歳・IT関係)

時短は3歳でやめました。私の会社では小1まで時短勤務ができますが、残業が増えていたのでフルタイムに戻しました。

(36歳・建設関係)

実は、時短勤務制度を導入している会社のうち、 約54%が”子どもが3歳未満まで時短勤務が可能”となっています。(参考::平成30年度雇用均等基本調査)

『PRIME』より引用
(画像=平成30年度雇用均等基本調査を元に独自作成,『PRIME』より引用)

言いかえれば、子どもが3歳以上でも時短勤務可能な会社も約半数あるわけですが、制度を利用するか否かはワーママ個人の事情次第です。

金銭面等の理由で、「会社の独自規定では小学生まで時短勤務可能でも、3歳までで時短勤務を切り上げた!」という人も一定数いるようです。

(2)時短勤務はいつまで?|約1年でフルタイムに戻した

約1年のみ時短勤務を選択し、早めにフルタイムに復帰したワーママも多いようです。

時短勤務は給料の半分が保育料に消えて割に合わなかったので、さっさとフルタイムに戻しました!

(31歳・会社員)

時短でキャリアが滞るのが嫌だったので、1年半でフルタイムに戻りました。

(35歳・金融関係)

実母のサポートがあったので、早めにフルタイムに戻すことができました。

(38歳・教育関係)

約1年という比較的早い段階で時短勤務を卒業したワーママの中には、「収入を多くしたい。」という意見や「バリバリ働きたい。」という意見が目立ちました。

皆さんご存じのように、時短勤務はフルタイムに比べて収入が減ります。加えて、”保育料”もかかるので、「時短では手元に残るお金が少ない!」という現象が起きてしまうのです。

★時短勤務の収入減については後ほどさらに詳しくお伝えします。どうぞ続けてお読み下さい。

(3)時短勤務はいつまで?|会社の独自制度を利用して小学生まで続けた

会社独自の制度を利用して、小学生まで時短を続けた人もいます。

子どもが幼いうちは仕事より育児を優先したかったので、小1まで時短勤務を続けました。

(39歳・保険会社勤務)

上の子が小2、下の子が4歳になるタイミングまで時短でした。4歳になると子ども一人でできることが増えるので、安心してフルタイムに戻れます。

(42歳・会社員)

会社の育児支援が手厚いので、子どもが塾通いを始める小3まで時短で働きました。

(41歳・メーカー勤務)

育児サポートが手厚い会社に勤めるワーママは、比較的長く時短勤務を続ける傾向があるようです。

子育て中は時短が当たり前!」という社風なら、変に気を遣ったり後ろめたさを感じずに、長い間時短勤務を続けることができるでしょう。