ヨガスタジオで人気のクラスの一つが「アロマヨガ」のクラス。
一体どんなヨガなのでしょうか?
ここでは、アロマヨガの内容、実践方法、効果効能、そして秋から冬にオススメの精油をたっぷりご紹介します。
アロマヨガとは?
アロマヨガとは文字通り、アロマテラピーとヨガを組み合わせることで相乗効果を狙ったヨガのこと。
アロマテラピーとは、「植物から抽出した香り成分である
アロマテラピーの目的は、主に以下の3つです。
アロマテラピーの目的
-日本アロマ環境協会HPより
- 心と身体のリラックスやリフレッシュを促す
- 心と身体の健康を保ち、豊かな毎日を過ごす
- 心と身体のバランスを整え、本来の美しさを引き出す
アロマテラピーの3つの目的は、ヨガの目的とも似ています。
そのため、アロマとヨガは相性がよく相乗効果が高いのです。
アロマヨガのやり方
では、アロマヨガのクラスでは、一体どんなことが行われているのでしょうか?
実は、アロマヨガのやり方については定義がないため、インストラクターによってやり方が大きく異なります。
主なアロマヨガの方法は、以下の3つ。
- 瞑想のやり方
- 芳香浴の中でヨガを行う。
- マッサージオイルでマッサージを取り入れる。
- マットに香りをつけたり、シャバアーサナのときに香りを楽しむ。
具体的にどんな方法で行なっているのか、一つずつ確認していきましょう。
方法①:芳香浴の中でヨガを行う
芳香浴の中でヨガを行うアロマヨガが一番多いです。
部屋の中に精油を芳香させることを「芳香浴」といいますが、芳香浴そのものがアロマテラピーの楽しみ方として最も親しまれています。
精油の香りがする中でヨガをすることによって、呼吸がいつもより深まり、リラックスが促進するのです。
スタジオが香りを選ぶこともあれば、ヨガインストラクターが季節や時間、クラスのテーマに合わせて香りを選ぶこともあります。
方法②:マッサージオイルで精油の効果を取り入れる
精油が含まれたマッサージオイル(トリートメントオイル)を素肌にぬり、簡単なセルフマッサージをすると、皮膚から精油の成分が浸透し「リラックス」「血流促進」「鬱滞除去」など、精油ごとに異なる精油の効果をえることができます。
アロマテラピーに詳しいインストラクターが、マッサージオイルを使ってクラスの中でセルフマッサージの方法を指導したり、こりやすい首や肩、むくみがちな足をマッサージしてからヨガのポーズを行います。
精油によるマッサージ効果で、いつもよりスムーズにカラダを動かせたり、クラスの目的に達しやすくなったりします。
方法③:マットに香りをつけたり、シャバアーサナのときに香りを楽しむ
精油の多くには「除菌、殺菌」効果があるため、精油をまぜた除菌スプレーを使ってマットを掃除することで、マットにほのかな香りづけをする使い方も一般的です。
あるいはシャバアーサナという最後のくつろぎのポーズの際に、精油の香りがするアイピローを使ったり、香りをたいてくれる先生もいます。
クラスの中で、呼吸法や瞑想の際に使用する先生も多いです。
いずれも場の雰囲気が変わり、深いリラックス効果・集中力UPなどの効果が得られるからです。