やはりと言うべきか、特に8月26日・27日に放送を控える日本テレビ系特番『24時間テレビ』がどうなるかが業界内で注目されている。事務所のイチ押し、なにわ男子がメインパーソナリティを務めることが決まっており、恒例のスペシャルドラマもなにわ男子のメンバーが主演するとささやかれているが……。
「5月22日の定例会見で日本テレビの石沢顕社長は、『事務所としてやるべきことをしっかり進めていくのか注視したい』や『性暴力に関しては、あってはならないという大前提をベースに放送していく』などと語る一方で、番組制作などへの影響については『想定できることはない』としましたからね。時間もないことですし、『24時間テレビ』については予定どおりのキャスティングや枠組みで放送するつもりなのでしょうが、これまで数多くのジャニーズタレントが出演し、“チャリティ番組”と銘打っているだけに視聴者からの風当たりも強そうです。特に今回は『子ども、環境、SDGsなど、未来に向けて考えるべき社会問題』をテーマにした番組づくりとなるだけに、被害者数でもギネス記録を打ち立てそうな未成年への性加害問題を起こした事務所のタレントに“子どもの未来”を語らせるのか。チャリティパーソナリティとしてサポートする立場になる芦田愛菜の負担が大きくなりそう」(同・情報番組スタッフ)
社外取締役を務めることになる白井一幸氏は、自身のブログで「火中の栗を拾うのか?と周りからは言われましたが、私は迷いなくお受けすることを決めました。力を貸して欲しいと望まれて、やらない理由は見つかりませんでした。難しく批判の多い役割だからこそ、やり甲斐を感じました」「事実を認め、罪を償うことは必要です。そして本当の責任を取ることは、これからどうなるかの方が重要です。今後、応援してきた方々に、安心して応援できるジャニーズになること。そしてジャニーズのタレントが誇りを持って活動できる事務所になることが、何より大切なことです。私は社外取締役として、今後どうなっていくのかに焦点を合わせて、様々なチャレンジをしようと決意しています」と意気込みを見せている。
一部報道では、長年“ジャニー・メリー体制”を支えてきた副社長のS氏の退任も伝えられており、社外取締役の手腕にも期待が寄せられているが、一方、業界内では大手PR会社の動きも注目を集めているという。