バトンタッチセレモニーは19年以来となる東山と井ノ原。しかも、ドラマでは今回が初共演となる。「特捜9」での共演シーンが撮影された直後のセレモニーとなったが、普段からメールなどでやりとりをし、井ノ原が東山の家を訪問するほどの仲だけに、大いに盛り上がった。

 東山は「最初に今回の(「特捜9」出演シーンの)台本を読ませていただいた時に、あまりにアウェーな場所に天樹がいるので『ふざけているように見えないかな?』という心配がありました(笑)。しかし、同じ世界線の中で生きている一出演者として、思い切って演じさせていただきました」と報告。

 さらに、「井ノ原とは、割としょっちゅう連絡も取り合っていますし、家にも遊び来てくれていろいろと話す仲ですので、そのあたりの違和感はなかったです。僕は、基本はメッセージアプリなどはやらないのですが、井ノ原と(堂本)光一とだけはやるんです。文面は、言葉は短く、インパクトは強くを心がけています(笑)。そういった関係性も、ドラマの中に出てくれると、見ている人も気持ちいいかもしれませんね」と明かした。

 また、「刑事7人」と「特捜9」との奇跡のコラボに関して、東山は「それにしても、『特捜9』と『刑事7人』が同じ世界の中にあるというのは夢がありますね」と笑顔を見せ、「2019年に、同じくバトンタッチセレモニーを行って『特捜9』のセットにお邪魔しましたが、新しくなっているのですね。実は『刑事7人』も、セットが新しくなったんです。今回は僕が『特捜9』にお邪魔しましたが、井ノ原が『刑事7人』にやって来てくれることも今後あるのでしょうか…。そのあたりは、北大路欣也さんと吉田鋼太郎さんにお伺いを立ててみようと思います(笑)」と期待を寄せた。