武蔵が付く人気のエリアは?
では、駅名に武蔵が付く人気のエリアを紹介しましょう。
武蔵小杉
おそらく武蔵と付く駅名では最も人気の高いエリアでしょう。それもそのはず、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン、東急東横線・目黒線と5つの鉄道路線が乗り入れているのです。もっとも、上述したように南武線の武蔵4駅は連続していることから、武蔵中原、武蔵新城、武蔵溝ノ口も武蔵小杉で乗り換えれば都心へのアクセスは同じように魅力的ともいえます。SUUMO主催の「住みたい街ランキング2020」で第20位にランクインしています。
武蔵浦和
JR埼京線の通勤快速停車駅であることから、駅前を中心にマンションが林立する人気のエリアです。文教都市浦和の一部であることから駅前に歓楽街はなく、子育てに適した住環境の良さが魅力。JR埼京線で大宮・池袋・新宿・渋谷に、JR武蔵野線で東京ディズニーリゾートにそれぞれ直通で行けるなど、交通アクセスも至便です。
武蔵境
JR中央線と西武多摩川線の鉄道2路線とバス4路線を利用できます。駅前には大型商業施設や商店街、飲食店が充実しており、ショッピングや会食に便利です。住民の交流の場を創出する「武蔵野プレイス」には図書館や音楽スタジオも入っています。
武蔵小金井
「江戸東京たてもの園」の最寄り駅として知られています。小金井公園はお花見シーズンには多くの人で賑わいます。JR中央線で都心へのアクセスも良く、アルヒ株式会社主催の「本当に住みやすい街大賞2020」で第7位にランクインするなど、住環境も良好です。
以上、武蔵という地名の歴史と人気エリアについて見てみました。2020年は、武蔵地名エリアに所有地を持つオーナーには追い風が吹いています。新型コロナウィルスの予防対策として、テレワークが普及しているのがその理由です。各企業は、これまでのオフィス勤務偏重から、テレワークによる自宅勤務へ分散化を進めています。
テレワーク中心であれば、住居は必ずしも都心である必要はないのです。これからは都心から少し離れた住環境の良い「武蔵」の魅力が再認識されるかもしれません。武蔵小杉と武蔵小金井が住みたい街ランキングで上位に入選しているのがその表れともいえるかもしれません。もちろん、都心のマンションも引き続き有力ですが、そこに武蔵地名エリアを加えることで、マンション経営の選択肢はさらに広がるはずです。
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