ギターなんかハモっちゃってるじゃないですか。たまらんよ。サイコーだよ。
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にしてもこの曲、鳴ってる音が本当に全部キラキラしとるつうか音が躍動しとるつうか、マジで楽しそう。ライブでも終盤どころかアンコール1曲目に配された事なんか考えると、より一層増しますよね。旨味が。
サビ前半のちょいラテンなアコギと抑制された歌い口が再びの荒涼感を醸す「Let Me Let You Go」の哀愁は、続くがっつりアコギをフィーチャーした「So Far Gone」で更にブーストされる。これはもうあからさまにポストグランジしており、やれニッケルバックやらステインドやらパドルオブマッドやらクリードやらを聴いてたし、パワーバラード的でもあるので、ジャーニーやらボストンやらエイジアやらデフレパードやらを聴いてた(今も好きだし、聴きます)おっさんのハートを鷲掴む。
ぶっちゃけ今作、ミドルエイジ(即ちおっさん)に差し掛かったワンオクが”まあ色々やったし歳も歳だしそろそろベタなのもやってみっか!”的な空気感をビンビンに感じる次第であり、だからこそ今作から香るこの”ワンオク流スタジアムロック”が俺にとってはマジで目から鱗で、先に述べた前作の”本気でナウくてベタな歌モノやってみました”がまさか、スタジアムロックへの挑戦の伏線だったのかあああ気持ちいいいとなっているのだ。