そして2作目はやたらとグロテスクだ。インドでの料理のシーンにはけったいな虫料理が皿に並び、目玉入りのスープやら猿の脳みそを食らうなどといった、強烈なグルメの数々に悲鳴を上げた観客は数知れず。
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子供に暴力を振るうといった場面は「暴力的」とのそしりを受けた。今ではスピルバーグお得意のスリルを高めるための、凶悪な描写として受け止められるだろうが、当時はまだそのトーンが受け入れられていなかった。なので本作はR指定にされかけた。
子供に見せるために本作をつくっていたスピルバーグはこれに反発、レイティングを決める団体とかけあって全年齢対象(G)とR(観覧制限)の間にPG-13(13歳未満は親の付き添い、助言が必要)というレイティングを作らせた。
当時スピルバーグは『魔宮の伝説』と『グレムリン』の製作に関わっていてR指定にされたらたまらないと団体と戦い、新レイティングを勝ち取った。