職種を選ぶときは慎重に

職種を選択する際にも注意したい点があります。カタカナ表記で職種が記載されているとなんとなく理解できた気になってしまったり、自分がイメージした仕事内容だと誤認したりすることも珍しくありません。

職種をパッと見ても具体的に何を行うのかがはっきりしないような職種は注意が必要です。ここでは以下3つの職種について解説していきます。

1 ソリューション営業
2 ヘルプデスク
3 トータルアドバイザー

1 ソリューション営業

「ソリューション営業」は、自社商品やサービスを売り込むだけでなく顧客のニーズを探して解決方法(ソリューション)を提供します。営業職にコンサルティング的側面が付加されたような職種です。

つまり1人2役のような仕事のため、かなりの激務が予想されます。そのため応募を検討する際は、忙しさに見合った給与体系なのかなどについてしっかりとチェックしましょう。

2 ヘルプデスク

「ヘルプデスク」は顧客からの製品に関する問い合わせや、社員からの技術的な問い合わせまでトラブル全般に関する問い合わせに対応する仕事です。情報システムやソフトウェアの使い方、システム障害発生時の対処方法など、把握しなければならない範囲が広く、クレームをうまく対処するためのコミュニケーション能力も必要です。

そのためソリューション営業同様、かなり過酷な仕事となる可能性があるので応募前には仕事内容の範囲や内容に伴った給与なのかについてチェックすることが大切になります。

3 トータルアドバイザー

「トータルアドバイザー」は横文字のためかっこいい印象があります。しかし要は提案型営業です。新規開拓のための飛び込み営業や電話営業も必要になるため、自分の思い描いている仕事内容とマッチしているかの確認が大切になります。

ここで取り上げた職種以外でもカタカナ表記のものは決して少なくありません。肝心なことは自分が思っている仕事内容と実際の仕事内容に大きな乖離がない転職先を探すことです。

どんなに給与待遇が良くても、自分がやろうと思っていない仕事を継続していくことは大きなストレスになりかねません。ミスマッチにならないよう仕事内容をしっかりと掘り下げてから応募に挑みましょう。

転職エージェントやネット口コミは最大限利用するのが賢明

転職を考えている人はこの記事で取り上げたキラーフレーズや条件をチェックするだけでなく、ネットで希望する企業の口コミを探してみることも方法の一つです。うっかり自分の思い描くイメージだけでブラック企業へ入社してしまうと、精神的に追い詰められて今後の人生を棒に振ってしまうことにもなりかねません。

また求人情報に記載されている情報だけでは、ブラック企業かどうかを正確に判断することは難しくもあります。そのため甘い言葉にだまされることがないよう転職エージェントなど、第三者の意見を最大限に利用することも必要でしょう。「実態がどうなっているのか」について確認したうえで万全の転職環境を構築していきましょう。

提供・UpU

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