先月20歳の誕生日を迎えた木村拓哉と工藤静香の次女であり、女優、作曲家、モデルとして活躍しているKōki,が、「第65回ブルーリボン賞」の新人賞を受賞した。

 ブルーリボン賞は在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成される「東京映画記者会」が主催する映画賞。第65回となる今年度は、妻夫木聡主演の『ある男』が作品賞に輝き、監督賞と主演女優賞はそれぞれ『PLAN 75』の早川千絵、倍賞千恵子が受賞。主演男優賞は嵐の二宮和也(『ラーゲリより愛を込めて』『TANG タング』)、助演男優賞は「ずん」の飯尾和樹(『沈黙のパレード』)、助演女優賞は清野菜名(『ある男』)が受賞している。

 新人賞は、ほかに『マイスモールランド』の嵐莉菜、『サバカン SABAKAN』の番家一路などがノミネートされていたが、『牛首村』で主演を務めたKōki,が受賞となった。Kōki,は同作で演技初挑戦となっただけに、その選考をめぐっては一部で「ゴリ押しではないか?」と疑義を呈する報道もある。