疲れた目のストレスを解消させるヨガポーズ4選
ヨガのポーズには疲れた目を元気にするのに役立つものがいくつかあります。
特に目線の動きが、大きなポーズは目のストレスを解消するのに最適。
目の元気を取り戻すポーズとポーズに合わせた目線の動き、ぜひ試してみてくださいね。
その①:チャイルドポーズ
首を緩めて頭部を下に向けるこのポーズは、頭・顔の血流をよくして目の疲労を回復させる効果に期待できるでしょう。
- 目のストレス解消ヨガ①:チャイルドポーズのやり方
- 正座の姿勢から両手を体の前につき、上体を前に倒す。
- 額を床につけたら両腕を体側におろしてリラックス~呼吸を5回。
- ポイント
- 背面をリラックスさせ、重心をうしろに下げましょう。
- 正座の姿勢から両手を体の前につき、上体を前に倒す。
その②:うさぎのポーズ
「眼精疲労からくる頭痛を和らげるヨガ!目の疲れをとるヨガポーズ3選」でも紹介している「うさぎのポーズ」。
頭頂部に位置する“百会ひゃくえ”というツボを刺激できるこのポーズは目の疲労回復の救世主。
ほかにも、頭痛や肩こり、鼻詰まり、自律神経のバランスを整える、不眠などの悩みの改善に効果が期待されています。
また、こちらも頭部を下に向けるため「チャイルドポーズ」でお伝えした頭・顔の血流を促すといったところにも効いてくるでしょう。
- 目のストレス解消ヨガ②:うさぎのポーズのやり方
- 正座の姿勢から両手を体の前につく。
- 上体を前に倒して額を床につけ、お尻を持ち上げたら頭頂部に体重を乗せていく。
- ポイント
- 額で支えようとすると首を痛める恐れがあるので注意。耳と耳を結んだ頭のてっぺん・頭頂部を床につけること。
- 体のうしろで手を組み、両腕を天井に向けて持ち上げる~呼吸を5回。
- ポイント
- 首は動かさないこと。手を組むのがツラい人は、頭の横についた状態でキープ
- 両手を頭の横につき、ゆっくりと上体を起こす。
- 正座の姿勢から両手を体の前につく。
その③:キャットアンドカウ
四つばいの姿勢から骨盤の前後傾をさせ背中を反らせたり、丸めたりする「キャットアンドカウ」ですが、ここでは“目線”を意識しながらおこなっていきます。
まずは、目の「上下の動き」から。
- 目のストレス解消ヨガ③:キャットアンドカウのやり方
- 四つばいになる。
- ポイント
- 手は肩幅、足は腰幅に開き、肩の下に手、股関節の下にひざをつく
- 骨盤を前傾させて、目線を斜め上に向ける。
- 骨盤を後傾させて、目線をへそに向ける。
- ポイント
- 体の動きに合わせて目線は斜め上から床を通り、ヘソに向かわせる(ヘソ~床~斜め上にも動く)
- 4~5回ほど行う。
- 四つばいになる。
その④:ワニのポーズ
キャットアンドカウで上下に目線を動かしたあとは、ワニのポーズでは、目線を左右に動かしましょう。
- 目のストレス解消ヨガ④:ワニのポーズのやり方
- 仰向けに寝たら、右ヒザを胸の前に引き寄せる。
- 上体と右ヒザを左に倒し、右腕を頭上に伸ばしたらカラダの横へ移動させ、呼吸をゆっくり5回。
- ポイント
- 目線は右横の床を見るように。右肩はしっかりと床につけておきましょう。
- 仰向けの姿勢に戻ったら、反対側も同様に行う。
- ポイント
- 今度は、目線は左を向きます。
- 仰向けに寝たら、右ヒザを胸の前に引き寄せる。
おまけ:即席のホットアイマスク
もし、なかなかポーズができないようであれば、次の写真のように両掌をこすり合わせて温め、その手で目元を覆い即席のホットアイマスクをしてあげると緊張がゆるんで心地よさを感じられますよ。
- ホットアイマスクのやり方
- 両手のひらを合わせて、こすって温める。
- 暖かくなったら、手で目元を覆う。
- 両手のひらを合わせて、こすって温める。
【こちらの記事も読まれています】