高畑が演じるのは、藤原道隆(井浦新)の長女・藤原定子。一家の繁栄を願う父の思いを一身に負い、年下の一条天皇に入内する。清少納言らが集う、才気にあふれたサロンを作り上げ、一条天皇の最愛の妃となるが、悲運に見舞われる。

 高畑は「華やか、知的、愛され気質。藤原定子という女性を、調べれば調べるほど、プレッシャーが私の肩に重くのしかかってきています(笑)。でも、それと同時に、調べれば調べるほど、彼女に魅了されている自分もいます。ドラマの中で長い期間彼女を演じさせていただけることで、私自身も明るい方向へと引き上げてもらえるような、そんな予感がしています。清少納言との密なやりとりもとても楽しみなので、今偶然違う作品でご一緒できている(清少納言役のファーストサマー)ウイカさんと、今から密に関係性をつくっていけたら。そして、友人でもある座長の吉高さんにしっかりついてゆきたいと思います」と意欲を燃やす。

 華やかな平安時代を描く物語ということで「撮影衣装がとにかく楽しみ」と言う高畑は、「お着物を着させていただく機会は今までのお仕事でも幾度もありましたが、平安時代のお衣装は初めて。セットも含めてとてもきらびやかになると伺ったので、色使いや素材など、早く手に取り、身にまとってみたいです。でも、とても重量がありそうなので、体幹だけは鍛えておかなくては、と思っています」とコメント。