「2015年イングランド大会、2019年日本大会に続き、今回2023年のフランス大会と、3回目のスペシャルMCのオファー、本当にありがたく思っています」と感謝を伝える上田。「最近、ジャパンラグビーリーグワンを会場に見に行くと、2015年、2019年と受け継がれてきたラグビー人気やラグビー熱がここに結集しているなという雰囲気を強く感じます。フランス大会でも日本代表が大活躍することによって、これをさらに大きな形に、裾野を広げてラグビー人気をさらに高めていくためにも、日本代表選手には頑張ってほしいです。『日本ラグビーここにあり』という姿を見せつけてほしいです」と、日本代表のさらなる活躍を楽しみにする。
前回大会を振り返り、「『ONE TEAM』のスローガンの通り、日本人選手も海外出身の選手も、日本のために、日の丸のためにという思いでみんなが同じ方向を向いて戦い、それをさらに日本中のお客さんが一丸となって応援していました。あの景色はやはり印象に残っていますし、もう一度味わいたいです。今回のフランス大会でも、日本からの応援や声援はフランスで戦う選手たちも絶対感じるはずなので、日本のテレビの前で声援を送る皆さんと一緒に応援していきたいです」とコメント。
「さらに、パワーアップ、レベルアップしているのは間違いないので期待しています」という日本代表に関しては、「前回大会ぐらいからですかね、日本のスクラムが海外の強豪勢を押せるようになってきました。僕らが学生の頃にラグビーを見始めた時は、大きくて屈強な外国勢を日本がスクラムで押すなんて考えられませんでした。それが、押せるようになったのは隔世の感があります。今回はさらにスクラムで圧倒してからバックスにボールを出してほしいという希望があります。2015年にブライトンで南アフリカ相手に最後、スクラムを選んでトライを奪った時のように、今回はイングランドをスクラムで倒してほしいです」と期待し、「特に期待したいのは姫野和樹選手(トヨタヴェルブリッツ)です。前回、たくさんのにわかラグビーファンにジャッカル(タックルで倒れた選手からボールを奪うプレー)を浸透させたのは、姫野選手の功績です。この4年の間、スーパーラグビーなどを経験して、さらにスケールアップした姫野選手を見せつけてほしいと思います」と願いを込める。