5.子育てと両立しやすい職種7選

ワーママ向きの職種を選んで、子育てと仕事を両立しやすくするのも方法の1つです。

ここでは、女性が子育てをしながら働きやすい7つの職種をご紹介します。

(1)事務職

①医療事務

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

事務職の中でも、事務職の中でも、「医療事務」は子育て中の女性が挑戦しやすい仕事の一つです。は子育て中の女性が挑戦しやすい仕事の一つです。

医療事務が子育てと両立しやすい理由
  • 午前診療のみ、午後診療のみ、など時間の融通が利きやすい
  • 正社員意外(パート・派遣)など多様な働き方を選択できる
  • 月末、月初めのレセプト業務以外は残業が少ない

医療事務のメイン業務は「レセプトの作成」です!

レセプトとは、診療報酬明細書=診療にかかった費用の明細のことです。レセプト作成にミスがあれば医院の収入に影響を与えてしまうため、資格保持者が優遇される傾向があるようです。

とは言え、最近では高度なレセプトソフトが多数登場しており、さほど難しい仕事ではなくなりました。また、全ての科を一人で受け持つのではなく、担当の科が決まればその科だけのレセプト作成に注力できます。

つまり、医療事務の仕事は覚えてしまえばさほど大変ではないということです。

政府は今「地域医療構想」を推進しており、今後は大病院より小規模クリニックが増えることが予想されます。そうなれば医療事務職の需要は益々高まるため、職に困ることは少ないと言えそうですね。

地元や地域に根差した働き方は、子育て中のワーママにピッタリな働き方でしょう。

②一般事務・営業事務

事務職は若い女性が採用される傾向がありますが、人材不足の現代ではその壁はなくなりつつあります。

子育て中の女性でも、PCスキルや実績があれば働きやすい職種と言えるでしょう。

一般事務・営業事務が子育てと両立しやすい理
  • 体力勝負ではないので疲れにくい
  • ワーママ事務員さんが多い職場ならお互いに協力して休みをとりやすい
  • 学校関係の事務なら子どもの休みと自分の休みが重なり都合がい

など、事務職は働く母に優しい職種の代表格と言われています。

とは言え、未経験から本当に事務職に就けるのか?不安がある人もいるでしょう。

 

事務職未経験者のママは、まずはクラウドソーシングで事務の仕事を探してみるのもおすすめです。

クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事を受注できるビジネスツール。「仕事をしたい」という人と「仕事をお願いしたい」という人を、マッチングしてくれます。クラウドワークス・ココナラ・ランサーズなどの大手が安心ですね。

主に企業やクリニックからの募集が多く、事務作業経験者やPC入力ができる方におすすめですが、未経験者対応可の案件もあります。時給1000円超えの案件もあり、フレックス対応の案件も多いのでママは必見。簡単な作業であれば、未経験者が事務経験を積むのにもピッタリです。

最近は、コロナ禍で業務のオンライン化が進み、ZOOMを使った打ち合わせ用にPowerPointの需要も高いです。需要が高いExcelと一緒に覚えると強みになります。

また、自治体が運営する転職サポートもあります。

「東京しごとセンター」は、東京都主導で運営するミドル層向けの転職サポート事業です。結婚・出産・介護などの理由で離職またはキャリアがストップした女性を対象に、再就職や転職をサポートしています。子育てや介護を担う女性の職業紹介も行います。

基本のプログラムでは、就職活動の進め方、パソコン実習、女性に人気の事務職をはじめとする職種別の専門知識の取得や、職場体験までを組み合わせた10〜12日間のプログラムを用意。再就職経験者や人事担当者との交流会もあり、自信のない方も安心です。

紹介する就職先は東京都内が基本ですが、利用者側に制限はありません。特に、一都三県を中心に都内での仕事が可能な方は問題なく利用できるでしょう。また、リモート案件などは住まいは関係ありません。

なんといっても、こちらは都が認めた女性しかも子育てや介護中の方の受け入れ態勢が整っている優良企業ばかり。再就職組やブランクのある方はもちろん、現役ワーママや子育てをしながらスキルアップしたい女性にとっても利用価値の高いサービスです。

相談会申込後に、1人1人のキャリアや年齢、希望に合わせ適切なプログラムやサービスを案内してくれます。無料託児があるので、子どもが小さい方でも安心して利用できます。ブランク20年以上の方も数多く参加し、多様な女性が再就職を実現しています!ぜひ利用して民間サービスでは出会えない自分に合った企業を探してみましょう。

(2)営業職

営業職もワーママが挑戦しやすい仕事です。「保険営業」や「不動産営業」などは、子育て中の女性も多く活躍しています。

営業職が子育てと両立しやすい理由
  • お客様の暮らしに寄り添う姿勢は子育て中のママにピッタリ
  • 売上が安定しているとマミートラックにあいにくい
  • 直行直帰しやすいので勤務時間の調整がしやすい

など、営業職はコミュニケーション好きなママにピッタリです。

ちなみに、成果を出しただけ給与に反映されるため多くの収入を得られるチャンスもありますよ。

 

営業職が未経験の人は、クラウドソーシングでテレアポから始めてみるのもおすすめです。

現在はテレアポもリモートワークが主流で、クラウドサイトには1件あたり10円~30円に加え、制約1件につき数千~万単位の報酬を掲示している企業もあります。また、1時間1,500円の時給で募集している企業もあり、スキマ時間をうまく活用すればついでに大きな収入にもなります!

ご自宅のWI-FI環境を使いPCのインターネットコールシステムを利用したり、携帯電話の場合もあります。仕事のスタイルは募集要項に、記載があるのでよく確認しましょう。

(3)ITベンチャー企業

意外ですが、ITベンチャー企業もワーママにおすすめです。特に、「もっと仕事にワクワクしたい!」、「子どもがいても、自分のキャリアを築きたい!」と意欲的な方に向いています。

ITベンチャー企業が子育てと両立しやすい理由
  • 仕事を頑張りたいママを歓迎する社風が多い
  • 時短ワーママ採用も多い
  • フレキシブルな働き方ができる会社が多い

最近ではワーママ向けの転職エージェントで、時短勤務に特化しITベンチャー企業を紹介してくれるエージェントも登場しています!

中でも、特におすすめなのは「リアルミーキャリア」です。

リアルミーキャリアはワーママに人気の時短求人に特化した転職エージェントで、時短勤務に特化したワーママ専用の転職エージェントです。

 

リアルミーキャリアには”子育てと両立できる求人”しかありません!

特に、IT企業の「時短正社員」の求人は、他に類を見ないほど豊富です。他の転職サイトに比べて求人数は少ないですが、大手転職サイトにはない時短求人が見つかります。

時短求人はスケジュールが圧倒的に組みやすくなりますし、このポジションを受け入れている会社=女性やワーママへの理解がある会社。女性の働きやすさはお墨付きです。まずは登録して、どんな求人があるのかチェックしてみてください。

そのほか、アドバイザーが無料で相談にのってくれるので、登録して損はありません!

(4)Webライター

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

Webライターは完全在宅で仕事が完結するので、子育て中心で働きたいママにピッタリな仕事です。

 

この記事を書く私も、30代未経験からWebライターになった一人です!

そんな私が実感しているのは、「Webライターは細く長く一生続けられる仕事だなぁ。」ということです。

Webライターが子育てと両立しやすい理由
  • 通勤時間ゼロ!完全在宅で子育てと相性抜群
  • 座り仕事なので体力を消耗しやすい40代でも楽にできる
  • 早朝や夜など自分のペースで仕事ができ
  • 継続案件が獲得できれば安定収入が望める

文章を書くのが好きな人なら、未経験からでもwebライターになれます。あなたも挑戦してみませんか?

(5)医療系専門職

医師・薬剤師・看護師などの医療系専門職は、子育てとかなり相性が良いです。

例えば医師の場合、検診や医療機関などのバイトを1回するだけで、数万円~十数万円という高額な報酬が受け取れます。一週間に何日か働くだけ”安定した収入と子育て”を両立できるは、やはり免許の強さです。

 

そうは言っても、ワーママが今から医師や薬剤師を目指すのは現実的ではありませんよね…。

そこでおすすめしたいのが看護師です。

超高齢化社会を目前に控えた今、看護師は慢性的な人手不足に見舞われており需要が高まっています。

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

しかし、「正看護師」の資格を取得するのはなかなか大変。

  • 看護短期大学(3年)
  • 看護専門学校(3年)
  • 高校看護科(5年)

など、数年かけて学ぶ必要があるため、ワーママにはハードルが高いのが現状です。

しかし、「准看護士」か「看護助手」なら資格取得のハードルが低めです。

准看護士・看護助手とは?
  • 准看護士:最短2年で資格取得可能。医師や正看護師の指示なしでは医療行為を行えない。
  • 看護助手:資格不要。医療行為はできない。患者の食事介助や看護師のサポートを行う。

准看護士・看護助手ともに正看護師よりは給料が下がりますが、一生出来る仕事の一つ。まずは看護助手からスタートし、向いていると思えば看護学校入学も視野に検討してみましょう。

(6)保育士

保育士は一生モノの仕事。子どもが幼い時期は大変なことも多いようですが、小中学生になってからはグッと働きやすくなります。

保育士が子育てと両立しやすい理由
  • 残業が少ない
  • 産休育休の制度が充実している
  • 子育て中の母親の気持ちを理解しやすい
  • 派遣やパート保育士という働き方もできる

最近では、60代、70代で活躍中の保育士も珍しくありません。

保育士資格試験は年齢制限がないので、これから資格取得するのもアリ!保育士資格を取得する方法は次の二通りです。

①厚生労働大臣が指定する「指定保育士養成施設」を卒業する。主に大学(4年制)、短期大学(2年制)、専門学校(2年制/3年制)があり、学校を卒業すれば、試験を受けずに保育士資格を取得できる。通信教育や夜間学部を設けている学校もあるので、現職との両立も可能。

②年2回実施される保育士試験で合格する。受験資格(下記参照)を満たした人であれば①の卒業者以外、社会人でも資格取得が可能。

保育士試験の概要(一般社団法人 全国保育士養成協議会

『PRIME』より引用
(画像=厚生労働省HP,『PRIME』より引用)

(7)コールセンター

最近では、在宅でできるコールセンターの仕事も増えています。

コールセンターが子育てと両立しやすい理由
  • 在宅コールセンターなら通勤時間ゼロ
  • 9時~15時までなど、子どもが保育園や幼稚園にいる間に仕事ができる
  • お仕事終了後は即在に子どもとの時間を確保できる

コールセンターの業務には、かかってきた電話に対応する「インバウンド」と、自分から電話を掛ける「アウトバウンド」の2種類があります。

  • 顧客からの問い合わせ
  • クレーム対応
  • 商品やサービスの営業
  • 注文の受付

など、様々な種類の業務が用意されているため、自分に合いそうなものを選びましょう。

コールセンター業務は、ほとんどの場合マニュアルが準備されているため、初心者でも始めやすい在宅ワークの一つでしょう。

その一方で、クレーマーに文句を言われ嫌な思いをすることもあります。細かいことは気にせず無心で淡々と業務をこなせる人に向いているでしょう!

6.もう無理!子育てと仕事の両立で不安やストレスを感じた時の対処法

子育てと仕事の両立で不安を感じたら、以下3つのポイントを心掛けてみましょう。

(1)寝る時間を確保しよう

睡眠は全ての要。疲れた時は全ての家事を放棄して、とにかく寝て下さい。

眠不足や体力の回復なしのままハードなワーママ生活を続けては、自分自身はもちろん、子どもにとってもよくありません。

ゆっくり休むのもママの大事な仕事です!子どもや家族のためと思って、寝る時間を確保して下さいね。

(2)大人だけの”楽しみ”を持つべし

「大人だけで楽しむなんて、子どもが可哀想…。」日本人ママはこのように思う人も多いですが、ママが自分を労わることは悪いことではありません。

  • 子どもが寝てからハーゲンダッツを食べる
  • 夫と晩酌する
  • 子どもを実家に預けてママ友と飲み会

など、子どもと離れてママだけで楽しむ時間も大事ですよ。

(3)涙を流すとスッキリ

「もう限界!」という時に、ワーッと泣くと元気になれることってありませんか?

子育てと仕事の狭間で揺れ動くママ達は、様々な心の葛藤を続けています。多くのワーママが、辛さ・罪悪感・疲れ・悲しみ・悔しさなどの感情を抱えながら生きていますが、それらを抑え込んでしまうと、ストレスや不安を強く感じてしまいます。

辛い時は泣いても大丈夫。思いっ切り涙を流したら、また明日から頑張る気力が湧いてきます。