トップによるハラスメント行為、不法行為が起きやすい芸能事務所には、“トップダウン体制”という傾向があるという。
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「ジャニーズ事務所もそうですが、創業者やその親族が圧倒的な力を持っていて、それ以外の社員が口出しできないような事務所では、ハラスメント行為が起きやすい。しかも、そういったトップたちはすでに高齢化していて、その次の世代が“尻拭い”をせざるを得ない状況になりやすいんですよね。そういう意味で、現在いる大手事務所の創業者という人々は、大きなリスクになっているわけです。ジャニーズ事務所のような大騒動を回避するには、早いうちに創業者たちに引導を渡すしかないでしょう」
コンプライアンス遵守の流れの中で芸能事務所が生き残るためには、過去に悪行を繰り返してきた創業者や権力者をいかにして排除するかが重要ということだ。ジャニーズ事務所の一件をきっかけに、芸能界における“創業者の追放”が始まるかもしれない。