お次は文春。前出の新潮の芦屋市長の記事もよくわからないが、この文春の記事も???がつく記事である。
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「安倍晋三の殺害が達成された今、私は罪に問われないと自負しております。殺人教唆だとか騒ぐ人達は自衛隊内においては多数おりますが、私が意図して山上容疑者に対して指示をした確固たる証拠はないはずですから、完全犯罪です。あなたたち週刊誌は面白おかしく報道するのが仕事でしょうけど、証拠もないのに記事にできるわけないですよね?」
これは、安倍晋三暗殺事件から2日後に、匿名のAという人間から文春にリークされた情報をもとに、文春が追い続けた人間からの「回答書」であるという。
これだけを読むと、この人間が山上徹也容疑者に、「安倍を撃て」と教唆した黒幕のように思えるが、どうやらそうではない。
先のAは「防衛省で観察部門の職にある」と自称し、安倍暗殺事件が起こった後、海上幕僚監部宛に、現職自衛官が事件にかかわっているのではないかという通報があったといったそうである。
その後文書でやり取りすると、氏名、認識番号、処分履歴などを送ってきたという。
この男、安倍元首相と同じ成蹊大出身で、成蹊の名を汚した先輩としての安倍を敵対視し、殺してやりたいと発言していたというのだ。
さらに、昨年5月、この男は山上と会食しているというのである。その席で、山上に殺人を教唆したのではないかとして、殺人教唆の嫌疑がかかっているという。
文春は、この人間の行動確認を7月13日から始めたという。