17位:嚴島神社(広島)
1996年12月に世界遺産に登録されました。瀬戸内海にそびえたつ大鳥居は宮島のシンボルとなっており、この美しい景色は宮城県の松島、京都府の天橋立と並んで日本三景のひとつに数えられています。
海の女神、市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命が祀られており、航海安全、交通安全、家内安全、試験合格、商売繁盛、縁結びなど様々なご利益があります。
17位:ひがし茶屋街(石川)
金沢にある三つの茶屋街のひとつ。石畳に沿って殻格子のお茶屋さんが並ぶ風情のある通りで、江戸時代の面影をいまに伝えます。茶屋を利用したカフェや、金沢土産の定番である金箔や伝統工芸のお店が並び、とくに週末には多くの観光客で賑わいます。
「ひがし茶屋街休憩館」では無料で町家を見学でき、またトイレもあるので休憩に立ち寄るにもおすすめです。
17位:札幌市時計台(北海道)
札幌を代表する名建築として知られる札幌市時計台。木造2階建ての洋風建築で、国の重要文化財に指定されています。正式名称は「札幌農学校演武場」といい、農学校生徒のために1878年に建設されました。2018年に塗装工事が行われた外壁は薄く緑がかった白色で、屋根は鮮やかな赤色。そして、屋根の上には大きな時計台が設置されています。
建設当時、1階は講義室や研究室などの用途に使われ、2階は演武場として兵式訓練や体育の授業で利用されたほか、中央講堂として入学式や卒業式の会場にもなりました。シンボルの時計はアメリカで製造されたもので、1881年の設置から130年以上にわたって正確に時を刻み続けています。
17位:金沢駅(石川)
アメリカの旅行雑誌『トラベル&レジャー』のWEB版にて2011年に、世界で最も美しい駅14選のうち、国内から唯一6位に選出されました。
日本一雨の降る日が多いと言われる石川県において、「駅を降りた人に傘を差し出す、もてなしの心」を表現した”もてなしドーム”は、大きな傘をイメージした3,019枚のガラスとアルミ合金からなる巨大な天井ドームです。
そして”鼓門”は金沢の伝統芸能である加賀宝生の鼓をイメージしたもの。この”鼓門”と”もてなしドーム”が伝統が息づく金沢と進化してゆく金沢を象徴しています。