「NHKは、過去にも新しい地図のメンバーに番組を担当させ、2022年には山下智久にドラマ『正直不動産』で主演を任せるなど、“辞めジャニ”を積極的に起用してきた。紅白などでジャニーズ事務所と“癒着”はあるものの、あくまで対等な立場を主張しているNHKならではのキャスティングです。今回、錦戸にドラマ出演を打診したプロデューサーも、ジャニーズには特に“相談”しなかったようで、あくまで俳優としての力量が高いからという採用理由だったと話しているとか」(民放関係者)

 もうひとつの『離婚しようよ』は、Netflixでの配信だが、制作はTBSが請け負っている。錦戸とは、過去にドラマを一緒に作ったことがあるスタッフが大勢参加しているという。

「NHKのドラマよりも驚きなのが、『離婚しようよ』に錦戸が出演することです。脚本は、ジャニーズタレントの作品も多い宮藤官九郎氏ですし、そもそもTBSの制作。ジャニーズと関わりが深いスタッフばかりで、他局は驚きの色を隠せないでいます」(同上)

 ドラマに出演するだけならまだしも、錦戸は『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』のプロモーションで、NHKの情報番組『ニュースLIVE!ゆう5時』にも出演。さらに、雑誌などで取材も受けるなど、メディア露出を派手に行っている。