ヒノ役の萩原は「メンバーが男性だけで、普通の人がいない(笑)チームだったので面白かったです。物語は、ボタンの掛け違いだらけなのですが、目的は一つという設定で、チームで演じる醍醐(だいご)味を味わいました。ヒノは熱血漢のキャラですが、怒りっぽい短気な役は演じていてエネルギーを使います。竹中さんは怒るところも適度に抜きながらなさっていて見ていて楽しそうでしたね(笑)。原作は、昔に描かれた未来の話ですが、やはり人間を描いているので普遍的なテーマになっていると思います。年齢を選ばない作品になると思うので楽しみです」とコメント。
ドイ役の浅利は「SFが好きで、しかも藤子・F・不二雄先生の作品。絶対に面白い!!と思い作品へ参加させていただきました。共演者の皆さんもすてきな方々ばかりで、楽しみながら撮影に臨むことができました。中でも竹中直人さんとは、大河ドラマ『秀吉』(NHK)以来の約26年ぶりに共演ができてとってもうれしかったです。一緒のシーンでは終始笑いが起きていて、それを耐えることなく素直に笑っていました。撮影現場での楽しさが、視聴者の方々に伝わることを願います!」と訴える。
船長ツキシマ役の竹中は、「とてもいいチームで楽しい撮影でした。自分のことを棚に上げて言いますが、キャストがみんな変で面白い!(笑)。大河ドラマ『秀吉』で子役の頃共演した浅利くんと久しぶりに一緒になれたのもうれしかったですし、増田さんの『フェーヘッヘッ』という笑い方、最高でした。自分が演じた船長には、先入観を持ちたくないのであえて原作漫画は読まずに臨み、監督や周囲に合わせて演じました。少し頼りない船長になっています。みんなアクの強い人ばかりで、間違いなく面白くなると思うので、期待していてください」と自信を見せている。