皆さんはバストケアをしているでしょうか?

脚のマッサージや顔のケアは念入りに行っていても、案外バストについては「何もしていない」という人が少なくないようです。

バストは何もしなくて良いパーツなのでしょうか?そんなことはありません。

バストも体の他の部位と同様にお手入れが大切です。

ここではバストケアの驚くべき効果や、正しい方法などについて詳しく解説していきます。

バストケアの驚くべき10の効果

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

バストケアをすると嬉しい効果が盛りだくさん。

それなのに、多くの人が日常的に自分のバストに触れる・マッサージするといったケアはしていないようです。

「している」という人がいても、ほとんどが「バストアップ」を目的としているか、思ったような効果が得られず挫折した人も多い様子。

実はバストケアにはバストアップ以外の効果の方がたくさんあります。

まずは10日間、集中的にバストケアをしてみてください。

10個の驚くべき効果を体感できるはずです。

1.自分のバストが好きになる

バストケアの詳しい実践方法は後ほど紹介していきますが、バストケアを行う一番効果的なタイミングはやはり入浴後。

上半身(バストを含む)を裸の状態でしっかり鏡に映し、正面・サイドなどの角度から自分のバストをじっくり眺めてみてください。

最初は恥ずかしいと思ったり、好きじゃないと思ったりするかもしれませんが、10日間は我慢。

「10日間で自分のバストを好きになる!」と心に決めて両手で優しく包み込んであげてください。

10秒ほどでOK。バストをしっかり目視することが大切です。

どんなバストでも唯一無二のもの。

サイズや色、形にとらわれず、自分のバストに向かい合い、自分の体の真ん中で、自分を女性性を支えてくれているパーツであることを誇りに思いましょう。

2.全身の血流が良くなる

バストを撫でたりマッサージすることで実は全身の血流が良くなります。

バストは体の真ん中にあり、しかもその組成はほとんどが脂肪。

脂肪はそもそも冷えやすい存在です。

さらに日中は下着で締め付けられているので、バストは体の中でも最も血流が悪くなりやすいパーツなのです。

上半身の真ん中が冷たいと全身に悪影響が。

ちなみに四つ足で歩く動物には授乳時に起こる「乳腺炎」がほとんど起こらないそうですが、これはバストがいつも下方向にぶら下がって揺れていることで血流が良いからという説もあります。

試しに30回ほど下から包むように持ち上げ、50回〜100回程度小刻みに揺らしてみましょう。

それだけ体がぽかぽかするのが体感できるはずです。

3.肩こりが改善する

バストの血行が良くなると当然バストに近いデコルテや鎖骨、そして肩周りの凝りが解消されやすくなります。

4.顔が引き上がる

全身、皮膚は一枚で繋がっていますが、特にバストの皮膚→デコルテ→首→顔は直結しています。

試しにどちらか片方のバストだけを好きなようにマッサージしてみてください。

1分程度で十分です。

それでもマッサージした側の顔が上がっているはずです(口角の位置、目の位置、頬骨の位置をチェックしてみましょう)。

5.首がよく回るようになる

「皮膚がつながっているから」が理由なのですが、首もよく回るようになります。

試しに、普通に首を左右に向けて何が見えるか(首がどれくらい回るか)をチェックしてください。

次にバストを下から上(顔方向)に持ち上げて、同じように首を左右に回すと、ぐるっと深く首を回せるはずです。

6.二の腕が細くなる

バストから脇の下のリンパあたりをしっかりほぐすようなケアを取り入れれば、腋下リンパ節の流れがスムーズになり、むくみが取れることで二の腕もスッキリしてきます。

7.ハリ艶のアップ

バストが大きいい人や授乳後、そして年齢とともにバストがしぼみ、弾力やつやが失われてきます。

それもマッサージなどで血流を促進させておくことである程度予防することができ、ハリや艶もキープできます。

8.顔色が良くなる

血流が良くなるので、顔色が良くなる効果があるのですが、バストやデコルテのつやがアップすることで「自前のレフ板」効果が発揮されます。

よく女優さんが顔の下にレフ板を入れてテレビにでていることが知られますが、顔色をよく見せたい、シミやしわを飛ばしたいのであれば、下から光をあてて反射させると効果的です。

デコルテにつやがあれば、天然のレフ板をいつも仕込んでいる状態になります。

9.セルフ乳がんチェックになる

女性の多くが不安に思っている乳がんですが、初期であれば完治するがんであることもよく知られます。

検診での発見も大切ですが、自分の手で触っておく習慣を持つことは、早期発見のきっかけになります。

10.バストの形の変化に敏感になれる(下垂予防)

毎日バストを見ることで、バストの形が実は変化していることに気がつくでしょう。

特に生理前はバストがふっくらしますし、生理後はバストがスッキリします。

また理想的なバストの位置は左右のバストトップと鎖骨の窪みで正三角形が作れる位置とされます(ゴールデントライアングル)。

何もしなければ、下垂が進み正三角形が二等辺三角形に崩れていきます。

まずは自分のバストの状態を把握することが大切です。

そして必要に応じてトレーニングや下着で補正などの対策を加えましょう。

他にも、胸の真ん中は大人になるにつれて小さくなるとされる胸腺と呼ばれる免疫に関わる臓器があったり、ヨガでは第4チャクラと呼ばれる重要なパーツです。

バストに対しありがとう・お疲れ様、の気持ちを込めてケアしてあげることは癒しにも繋がります。