「ムダ使いをしているつもりはないけど、なぜかお金が貯まらない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。貯金できない方には共通する特徴があるようです。自分に当てはまるところがあれば要チェック。お金との付き合い方を変えると、きっと“貯金できる人”になれますよ。

貯金できない人の特徴は?

貯金できない人に共通する主な特徴を紹介します。

特徴1. 固定費の割合が大きい
住宅ローンや家賃、通信費、ローンなど、収入に対して毎月一定額発生する固定費の割合が大きいと、手元に残るお金が少なくなってしまします。

特徴2. 財布の中がレシートでいっぱい
もらったレシートで財布の中がごちゃごちゃしてくると、無駄遣いした金額がわかりにくくなります。

特徴3. クレジットカードの引き落とし日、引き落とし額を把握していない
クレジットカードは、手元にいくら残っているか把握していなくても使えるので、引き落とし額が大きな金額になってしまいがちです。

特徴4. 安いという理由で買うことが多い
不要なものまで買ってしまって、活用できないものが増えてしまいます。

特徴5. 時間を守れない
予定を確認して計画を立てていないので、遅刻しそうになってタクシーを利用するなど、必要のなかった出費が増えていきます。

貯金できる人がやっている5つのコツ

貯金できる人が習慣としているコツをご紹介します。できそうなところから取り組んでみましょう。

コツ1. 収入と支出、貯蓄する金額の把握ができている

コツ2. いつまでにいくら貯めよう、と決めている
自分や家族が幸せになるために、貯金の目的と金額が決まっています。

コツ3. 家をスッキリと片付けている

コツ4. 先取り貯金をしている
給与は、使う前に貯金する額を別口座に移します。生活費の3ヵ月~1年分貯金できたら、社内預金や自動積立定期預金、iDeCoなどを始めてみるのはいかがでしょうか。

コツ5. 収入を増やす努力をしている
仕事をするうえで必要な資格を取る、副業を始めてみるなど、収入を増やすことも考えたいですね。

貯金ができない原因を見つけよう

ご自分に当てはまるものはありましたか?貯金ができる人は、目先のことではなく長期的な視点で考えています。1ヵ月やってみてうまくいかなかったとしてもあきらめず、1年単位で考えてみましょう。少しずつ貯金額が増えてくると貯まることが楽しくなって、自然に貯金できる人の習慣が身についていきますよ。

 
文・藤原洋子
所属・FP dream代表
生命保険会社で営業職を経験し、AFP資格を取得。現在は、独立系ファイナンシャル・プランナーとして、執筆、相談、セミナーを通して活動しています。

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