『だが、情熱はある』は第5話までの時点で世帯視聴率の全話平均は4.0%で、今期の民放GP帯ドラマの最下位を突き進んでいる。日本テレビにおける平成以降のGP帯連続ドラマの歴代ワースト記録となった、King & Prince・永瀬廉主演の『新・信長公記 ~クラスメイトは戦国武将』の全話平均4.37%をすでに下回っており、「このままいけば全民放での歴代ワースト5にすら食い込みそう」(同)なほど低迷している状態だ。
さらに今期のワースト2位視聴率となっているのも同局のドラマ。芳根京子が主演を務め、ジャニーズWESTの重岡大毅がバディ役を務める水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』だ。
初回の世帯視聴率は6.0%を記録したものの、第2話から4%台に下がり、5月3日放送の第4話では3.4%とついに3%台に突入。全話平均は4.55%となっており、現時点で全話平均5%以下のドラマはこの日テレドラマの2作のみとなっている。
「知的財産を扱うテーマだけにどうしても話が地味ですが、ドラマでは珍しい題材だけに注目していたドラマファンも少なくなかった。ただ、芳根京子演じる主人公が髪はボサボサで騒がしいドジっ子キャラで、毎度感情に流される展開にイライラする視聴者も少なくない様子。原作ではそんなキャラクターではなく、難しい題材をとっつきやすくするためのドラマ流のアレンジなのでしょうが、野暮な演出だったかもしれません。また、情報漏洩をしていたのが会社の社長だったのに何事もなかったかのようにそのまま社長の座にいたり、ドラマとはいえ、リアリティがあまりに乏しいという点も“お仕事ドラマ”として不評ですね」(同)
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