一方、日本テレビで大苦戦中なのがゴールデン・プライム(GP)帯の連続ドラマだ。

 King & Princeの高橋海人と、SixTONESの森本慎太郎のW主演となる日曜ドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)は、5月7日に放送された第5話の世帯視聴率が平均3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最低をマーク。初回放送の平均4.7%から右肩下がりの状況で、第3話からは3%台で推移しているが、このままいけば2%台に突入するとの見方も出ている。

「オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の2人の半生を描く青春もので、主演ふたりのなりきりぶりを始め、俳優の演技は絶賛されているものの、やはりそもそも“若林と山里の半生”というテーマの間口の狭さが痛かった印象。また、若林と相方の春日俊彰の関係性を始め、オードリーや南キャンのことをある程度知っていないとついていけない内容のため、序盤で脱落した人も多かったようです。

 また4月30日からはテレビ朝日系列でドラマ新枠第一弾となる『日曜の夜ぐらいは…』がスタート。22時からの放送のため『だが、情熱はある』と被りますが、初回5.6%で、同日放送の『だが、情熱はある』第4話に2ポイント差をつけています。日テレの日曜ドラマ枠はますます厳しい戦いを強いられそう」(テレビ誌記者)