一過性のブームで終わらなかった「食べるラー油」
かつて一世を風靡した「食べるラー油」は今でも根強い人気を誇っています。2008年より「食べるラー油」ブームをけん引した一社は「ごはんですよ」などでおなじみの桃屋。
その桃屋がコロナ禍の2021年9月期に8期連続増収増益を達成。それに大きく寄与したのが「食べるラー油」の売上高増加(前期比10.3%増)でした。
また、12年前から「食べるラー油」を製造・販売している三共食品では、今も「食べるラー油」が売上ナンバーワンです。2022年4月には累計販売数180万袋を突破したと同社が発表しています。
「食べるラー油」人気が今も続いていることがわかりますね。
激しい流行の移り変わりを生き残れるか
大流行した食品の多くが一時期のブームだけで終わってしまうなか、「食べるラー油」のように、世の中に定着しつつあるものもあります。ブームで終わらないものは、アレンジがしやすいものや、多用途で使えるもの、習慣的に摂取できるものなどが多い印象です。今後、どのようなブームが起こり、どのような商品が生き残るのか、各メーカーの動きに注目です。
文・fuelle編集部