貴重な学術標本を間近で見られる「北海道大学総合博物館」や、ビール専門のミュージアム「サッポロビール博物館」、噴水やアート作品が美しい「モエレ沼公園」など、札幌にある入場無料のおすすめ観光・おでかけスポットをご紹介します。
1.北海道大学総合博物館
北海道大学のキャンパス内にある博物館。スクラッチタイルとテラコッタ張りのモダン・ゴシック風の建物は、北大キャンパス内の鉄筋コンクリート建築としては最古のものです。1929年(昭和4年)に理学部本館として建てられましたが、現在は北海道大学総合博物館として利用されています。
館内には、札幌農学校が開校して以来収集された、約400万点にのぼる貴重な学術標本や資料などが保存されており、その一部が無料で一般公開されています。1階から3階までの各フロアには、所狭しと展示品や研究パネルがあり、展示品によっては直に触って楽しめるものもあります。
また「アインシュタイン・ドーム」という愛称で呼ばれる、美しい天井も必見です!
2.旭山記念公園
藻岩山や円山に隣接した高台にあり、石狩平野や日本海、市内を一望できる眺めのよい公園。一年中無料で絶景を観賞できる、嬉しいビュースポットです。標高137.5mに位置する展望台を中心に、展望広場、段状テラス、ピクニック広場などがあります。
また展望台からは札幌中心部のオフィスビルがよく見えるため、息をのむような美しい夜景に出会えます。なお4月から10月までは、噴水のライトアップも開催。階段に配された外灯も美しく、階段やベンチで語り合うカップルの姿が多く見られるロマンチックな公園です。
3.サッポロビール博物館
「サッポロビール」が運営するビール専門のミュージアムで、今日に至るまでの日本のビール史を学ぶことができます。
ガイドが説明してくれる有料のプレミアムツアーもありますが、自分で見て回る自由見学なら無料。予約もなしで利用できます。また、明治23年(1890年)建築のレトロな建物も見どころです。