第4話では、新ドリンク開発プロジェクトのイメージキャラクターを、商標出願することになった亜季のもとに、親会社から商標出願を取りやめるよう申し出が届く。一方、北脇が音信不通となりスパイ疑惑が高まる中、亜季は、「月夜野ドリンク」と親会社では扱う商品のジャンルが異なるため、同時に商標出願することも可能なのではないかと思い至り、親会社に提案するも、同時期に同名商品を展開するのには後ろ向き。そこで、北脇は、両社が「コラボレーション」の形で商品を展開すれば、問題が解決するのではないかと提案。北脇の仕事ぶりに混乱しつつも感心する亜季は、北脇がかつて親会社の研究員であり、同期の南の特許登録のために親会社に戻っていたという事実を知った。
北脇の協力を得て、「ツキヨン」の商標出願の最終確認を終えた亜季の耳に、ライバル会社「ハッピースマイルビバレッジ」が「ツキヨン」の商標を狙っているという連絡が入る。商標出願を取りやめるべきではないかと、揺れる亜季。社運を賭けたプロジェクトだけに北脇はためらうが、亜季の言葉に動かされ、出願目前でパソコンを閉じる。
一方、「ツキヨン」の商標を出願した「ハッピースマイルビバレッジ」は、「公共のものを利益のために独占するのか!?」と大炎上。亜季の訴えが「月夜野ドリンク」を大炎上から救ったのだった。しかし、「ハッピースマイルビバレッジ」の知的財産部部長・田所ジョセフ(田辺誠一)には次なる思惑があった。