元弁護士の女探偵・上水流涼子(天海祐希)が、IQ140の頭脳をもつ貴山伸彦(松下洸平)を相棒に、現代の“あり得ない”敵を“あり得ない”手段で成敗する極上痛快エンターテインメント『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』(フジテレビ系)。5月1日放送の第3話は、“予知能力者”を自称する謎の男との異種格闘技戦が繰り広げられ、互いの腹を探り合うスリリングな展開となった。

 物語の発端となる依頼人・本藤朝子(神野三鈴)は、諫間慶介(仲村トオル)からの紹介でやってきた。第2話で諫間の娘・久実(白石聖)を救った恩義もあってか、金に困っているだろうと涼子に仕事を回す旨を伝えていたが、さっそく実行されたかたちだ。とはいえ諫間は、涼子にとって「殺したいリスト、ナンバーワン」という因縁の人物。諫間の紹介と聞くと涼子はすぐにお引き取り願おうとしたが、貴山のアシストで話を聞くことになり、自称・予知能力者に心酔する息子の目を覚ましてやってほしいという依頼内容と、朝子が歴史のある建設会社で、息子はその社長という“金の匂い”に釣られ、結局引き付けることに。