4月28日、山田裕貴主演のTBS系金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』の第2話が放送された。電車の一部車両が車両ごと荒廃した世界にワープし、乗客たちが極限下を懸命に生きる姿を描くヒューマンエンターテインメントとなる本作は、特撮ドラマ出身の俳優が多く出演しているのも特徴だが、特に消防士の白浜優斗役の赤楚衛二の演技から漂うヒーロー感は頼もしくもあり、少し悲哀を感じる複雑な表情が印象深かった。

 初回放送では、見知らぬ場所に車両ごとワープした乗客たちの戸惑いが描かれるなかで、2023年の春から、30年後の未来に飛ばされた可能性も浮上。そこに自動販売機の補充員・長谷部健一(竹森千人)が現れ、運んでいたカートが誰かに盗まれたと主張するところで終わっていた。