ヨガには様々な呼吸法がありますが、カパラバディ呼吸法はその中でも代表的な呼吸法の一つ。

上級者向けの呼吸法ですが、花粉症やアレルギー性鼻炎、身体がだるいなどの症状を引き起こす毒素を排出する呼吸法として知られています。

そこで、この記事ではカパラバディ呼吸の概要から効果、注意点とそのやり方について紹介していきます。

元気がでてくるカパラバディ呼吸法とは?効果は?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

カパラバディ呼吸法は、ハタヨガから生まれた呼吸法。

サンスクリット語で、カパラは「頭蓋骨」や「前頭葉」、バディは「光る」という意味を持ち、その名の通りカラダを輝くようにキレイに浄化する呼吸法として知られています。

肺や腹筋、横隔膜をかなりしっかりと動かすので、インナーマッスルが鍛えられウエストを引き締める効果もあります。

カパラバディ呼吸法の効果
  • 肺、呼吸器系をキレイにする。
  • オナカの筋肉を強くする。
  • 酸素をカラダ全体に送る。
  • 消化器系の働きを改善する。
  • カラダを温める。
  • アンチエイジング効果や美肌効果がある。
  • 思考をクリアにする

呼吸法一つでこんなにも効果があるなんて信じられないかもしれませんが、科学的にもその効果が少しずつ解明されてきています。

ただ、カバラバディ呼吸法は比較的に難易度が高く上級者向けなので、次の点に注意しましょう。

カパラバディ呼吸法を行うときの注意点

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガの呼吸法はゆっくりと深く呼吸するのが一般的ですが、カパラバディ呼吸法は非常にアグレッシブな呼吸法で過呼吸や頭痛を引き起こすなど危険性も高いです。

少なくとも完全呼吸や腹式呼吸法が自然とこなせるようになってから、信頼できる指導者のもとで一度は練習しましょう。

カバラバディ呼吸法は消化器系に負担がかかり消化不良や腹痛を起こしかねないので、必ず空腹時に行ってください。

朝起きてから白湯を飲んで、排泄した後が一番適してます。

少なくとも、食事をしてから3時間以上は時間をあけましょう。

カバラバディ呼吸法を行った後、すぐに食事をするのもできるだけ避けたほうが無難です。

だいたいカバラバディ呼吸法を行ってから30分以上経過してから、食事をするのが良いとされています。

また、妊娠中、生理中、高血圧や心臓疾患、腰痛のひどい人は危険ですので行わないでください。