仕事に集中したいけれど、肩こりや腰痛がつらすぎて、仕事が全然はかどらない!
そんなお悩みをかかえている方、多いのではないでしょうか?
今回は、現役ヨガインストラクターである筆者が、オフィスで簡単にできるヨガポーズをご紹介します。
オフィスでパソコンに向かう姿勢を見直そう
長い時間ずっと同じ姿勢で座りつづけていると、同じ筋肉に長時間も負担をかけることになってしまいます。
それが、肩こりや腰痛など、カラダのあちこちが痛くなる原因となるわけです。
パソコンに向かう姿勢を見直してみましょう。
オフィスでの姿勢で確認したいこと
たとえば、パソコン作業をしている時、以下の質問について考えてみてください。
Q. 背中がまがっていませんか?
背中がまがっているということは、肩をすくめた状態で長い時間座っているということ。
つらい肩こりにつながるので、注意してください。
Q. 首が前につきでていませんか?
首が前につきでていると、アゴを引いている状態よりも負担がかかります。
頭の重さを首の筋肉だけで支えるため、首の筋を痛めるのでさけましょう。
Q. 足を組んだまま、パソコンをしてませんか?
足を組むと骨盤がゆがんでしまいます。
腰痛など、カラダのあらゆる痛みにつながります。
オフィスヨガで血のめぐりを改善しましょう
背中をのばし、首がつき出ないようにアゴをひき、両方の足をしっかり地面につけることで、肩や首、腰の痛みは、いくらかマシになります。
けれども、すっかり痛みを解消できるわけではありません。
座ったままできるヨガポーズをすることで、血のめぐりが良くなり、筋肉がほぐれ、肩こり、腰痛など、カラダのあらゆる痛みも軽くなります。
ぜひ、挑戦してみましょう!
座ったままできるオフィスヨガ【肩こり解消効果】
早速ですが、座ったまま簡単にできるヨガをご紹介していきます。
オフィスヨガ①:肩回し
肩回しは、肩こりの解消だけでなく気分もおだやかになります。
仕事がうまくいかなくてイライラした時など思うように仕事が進まないときは、まず中断して肩回しをしてみましょう。
ただし、やっきとなってグルグル回しすぎると、肩の筋を痛めるでご注意を!
- 肩回しのやり方
- 背筋をのばして座る。両足は地面にしっかりつけておく。
- 指先を両肩におく。
- 指先を肩に置いたまま、両方のひじをカラダの前につける。
- 両方のひじを真上に向け、ひじを後ろがわにグルッと回して③の姿勢まで戻す。
- ④で行った時と逆回しで、ひじを大きく回す。
- ポイント
- ひじを大きく回す間、息をしっかり吐きましょう。
- 全部で10セットくり返す。
オフィスヨガ②:胸・背中そらし
胸・背中そらしをやりますと、肩甲骨まわりの痛みがほぐれます。
さらに胸が開いて呼吸がラクになり、積極的な気持ちに。
仕事で失敗して落ち込んだ時などに、気分転換に行ってみましょう。
- 背中そらしのヨガのやり方
- 背筋をのばしてすわる。両足は地面にしっかりつける。
- 胸の前で手を軽く組む。
- 手を組んだまま、腕を真上にのばす。手のひらを天井に向ける。
- 息を吐きながらヒジをのばし、背中をグーッと上にのばす。10秒間息を吐いて、しっかりのばす。
- 息を吸って、ヒジを少しゆるめる。
- もう一度息を吐きながら、手を組んだまま、腕をななめ後ろの方にのばす。手のひらは、ななめ後ろに向けておく。
- 10秒間息を吐いて、しっかりのばす。
オフィスヨガ③:腕を上下に振る
次は、肩こりがひどい方もやりやすいヨガをご紹介します。
肩こりがあまりにひどすぎると、肩まわりのヨガはなかなかやりづらいことがありますが、腕を上下に振る運動は肩こり歴50年の筋金入りの肩こりさんにも好評です。
- 腕を上下に振るヨガのやり方
- 背筋をのばして、横向きにすわる。両足は地面につける。
- 手を後ろで組んでヒジをのばし、肩甲骨をよせる。
- 息をフッフッと吐きながら、腕を上下に10回振る。