夏になると、テレビやSNSでヒヤッとするような恐ろしい話を見聞きしたり、もしくは身をもって体験したりする人も多いかと思います。今回は、ちょうどこの時期にヒンヤリと背筋が凍るような経験をした女性の体験談をご紹介したいと思います。

中学時代の友人と有名宿に宿泊

「あれは大学4年生の夏に帰省した時のことでしたね。就活から解放されて、お互いかなり浮かれていたのかもしれません」

 そう語る早希さん(仮名・32歳)は、中学生の頃からの仲である地元の友達の美由紀さん(仮名・当時22歳)と、山頂にある巷で有名な宿に泊まりに行くことになりました。

「彼女とは数年ぶりの再会だったので、その宿では中高時代の懐かしい話でかなり盛り上がりました。『あの先生は…』とか『あの子最近元気かな』とか。気づけば夜も更けていて、お酒も交わしてかなり酔っていたと思います。思い残したことはないぐらい宿では満足に過ごせました。」

写真に写った友人の顔色に違和感

 次の日の朝、遅めにチェックアウトをすませた早希さんと美由紀さんは、名物女将と忘れずに記念撮影をし、惜しみながら宿を去りました。

これ心霊写真?友人の顔だけ白いと思ったら、一緒に死にかけて焦った
(画像=『女子SPA!』より引用)

「ここまでは本当に幸せな時間で。けど問題はここからでした。デジカメに映った3人の写真を確認すると、色黒のはずの美由紀の顔色が妙に白っぽい気がしたんです。かなり不安でしたが、『そんなことないか…』と思い込むことであまり気にしないようにしてました」