ところでChatGPTは核兵器以来の発明ともいわれるそうだ。

 だが、使い方によっては神にも悪魔にもなると新潮が報じている。

 だが日本は、これが危機につながると東京大学の信原幸弘名誉教授はいっている。

「今や対話型AIはすぐにも社会的インフラに匹敵する力を持つでしょう。無批判に受け入れるだけでは、いきなり雇用が奪われたり訴訟が多発したりして社会が混乱してしまう。そうならないための社会制度を構築する視点が、今の日本にはあまりありません」

 ほかにも、「平気で嘘をつく対話型AIをどう使うのか。大手企業が続々投入することで、人工知能があなたの仕事を奪う日」が来るとも。

 ちなみにホテルの予約や、法律相談などもChatGPTに取って代わられるというのだ。

 まだ始まったばかりのChatGPTだが、それとの付き合い方は、人間の能力をはるかに超えてしまったのかもしれない。

 ついにシンギュラリティ(技術的特異点)はそこまで来たのではないか。