――「KISS U OFF」はどんな部分にこだわって制作された楽曲ですか?
「昨年の9月ごろから制作をスタートしたのですが、まずは作詞をお願いしたSuuさんに、少しサイコパスな男を演じてみたい。未練たらしくもあり、嫉妬深くもあり、実は相手のことをどうでもいいと思っているような、そんな感情を歌で表現してみたいとリクエストしたんです。レコーディングでは、そんなイメージに合わせて完成した歌詞の世界観を表現するため、男らしく荒々しい声を出すことを求められたんですが、とても苦労しました。『もっと悪い男が歌っている感じで』『緩くダルそうに歌って』というディレクターさんからの指示に応えるのが難しくて…。僕は柔らかい声質な上、曲の半分以上が英語の歌詞だったので、英語の発音も意識しながら、普段の自分の声のトーンとは違った声で歌うことは自分にとって大きな挑戦でした」