◆りゅうちぇるバッシングの意味

実際、「父」と思われることから逃れるために離婚を選んだりゅうちぇるさんへの、たくさんのバッシングを目にした。子を持つうえで、親の性別はいまだに強固なのだ、と身につまされる。

男性器を持って生まれた人なら「父」として、女性器を持って生まれてきた人なら「母」という形でいないと、愛したことにならないのだろうか。そうであれば、私は子どもを授かるどころか、愛する権利もない。

ジェンダーニュートラル
性別なんて、問題がない人にとってはまったく気にもならないものだろう。しかし問題を抱えた人にとって、性別はあらゆる場面で障壁となる。それを是正するために、法整備は必要だろう。