続く「川シリーズ」には、番組に2回目の参加となる武知と、田中、外来種ハンター・加藤英明氏が、名古屋市を流れる荒子川へ。この川で繁殖して問題となっているのが、アフリカ原産の熱帯に生きるナイルティラピアだ。本来なら、日本の水温では生きていくことができない外来種が、なぜ寒い日本の冬を越し、そして名古屋市で異常繁殖してしまったのか? その理由は、荒子川の上流にあった。
今回のミッションは、そんな激増したナイルティラピアの駆除。加藤氏が20個ものわなを仕掛け、一つ一つ引き上げていくと、さまざまなサイズのティラピアがかかっていた。少しでも多く捕獲しておくことが川の環境改善につながるため、一同は大量のティラピアを上流へ追い込み、一斉捕獲を試みる。武知がわなを引き上げると、絶滅が危惧される在来種と遭遇。一同が喜んだのもつかの間、加藤氏が衝撃的な事実を語り出す。
また、今回で8カ国目となる「大好評、世界の珍獣捕獲シリーズ」で加藤氏が向かったのは、東南アジア最後の秘境ともいわれるラオス人民民主共和国の大河・メコン川。流域に未開のジャングルが広がるこの川は、生物の宝庫だ。この20年で発見された新種の生物は、なんと268種類にも及ぶという。
ラオスでは数年に一度、ため池の水を抜き、池の魚を食べるという習慣があるという。日本では考えられない驚きの知恵で抜く、“ラオス流水抜き術”に注目だ。番組初となるラオスの水抜きに、加藤氏も大いに興奮。衝撃の激レア生物も発見する。