MCタイムでは、大学の入学式や成人式の話題になり、先日入学式に行ってきたという堀内が自身のスーツ姿をお披露目するも、鈴木から「“子ども社長”じゃん」と言われてしまったと告白。「おかしいじゃん!(笑)」と猛抗議する堀内だが、ほかの6人はそんな彼の訴えもどこ吹く風で「かわいい」とイジりまくり。「この中では小田だけが、あと数年は成人式のことを気にしなくていいんだな」という話題になると、小田は「もういいよ、このくだりは!(笑)」と若干すねた表情に。終始ワイワイとしたトークが心地よく、家族感のある遠慮のないメンバー同士の距離感を感じるのが楽しい。

 後半戦は「サクラフレフレ」や「君はリアコ製造機」を送り、「君はリアコ製造機」では、田倉が持つマイクに向かって一人一人が熱唱。大ヒットソング「チグハグ」も披露してラスト…と思ったら、バラードバージョンでの「ボクらの夜明け」に入った。阿部の美しく伸びやかな歌声が一気に会場中の人々の心をつかみ、田倉と小田の心のこもった歌声も染みわたる。最後に全員で歌い上げ、そのまま深くお辞儀。みずみずしさと華やかさ、抜群のダンス力。そして、歌でも魅せるなど、「これがTHE SUPER FRUITだ!」という底力を見た気がした。

 こうしてすべてのライブが終了しステージに誰もいなくなると、突然両側に設置されていた巨大スクリーンから映像が。そこで初のワンマンライブが発表され、会場中が歓喜の渦に包まれた。昨年のCDデビューからの進化が止まらないTHE SUPER FRUITと世が世なら!!!の2組。この夏には、またどんな成長した姿を見せてくれるのか楽しみだ。