皆さんは「若手芸人」というと何歳くらいの芸人を思い浮かべるだろうか? 僕が芸人をしていた15年くらい前は、やはり20代であまり露出していない芸人を「若手芸人」と呼ぶイメージがあったが、年々若手芸人の年齢が上がっており、ここ最近だと年齢ではなく露出度や知名度によって若手芸人と呼ばれる傾向にある。
つまりある程度の知名度がなければいつまで経っても若手芸人であり、いくつになっても若手芸人扱いなのだ。今は芸人を目指す人達も増加しているので、売れない芸人はとことん売れず、日々若手芸人の平均年齢が爆上がりし続けているのだ。
平均年齢が上がると、楽屋でのトーク内容も変わってくる。20代がメインだった楽屋の場合、基本的にはお笑いの話、女性の話、お金の話など分かりやすく芸人然とした話をしていたのだが、現在の若手芸人の楽屋では、体調や健康面、保険の話など身体的衰えの話をする割合が増えている。
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