さらに昨年9月下旬、幹部社員の金の使い込みを疑ってY社長が暴行を働いたという記事が『週刊文春』に報じられたうえ、幹部社員のほか、数名の社員が退社。氷川の独立が現実味を帯びたと言われていた。
「ところが、氷川の自宅には長良プロが設定した巨額の抵当権がそのままになっているんです。移籍・独立をするには、債権者である長良プロに、自宅購入資金を返済しなければならないという問題が浮上しました」(前出の元所属事務所関係者)
大手プロ関係者は「氷川が活動休止に入った長良プロには、水森かおりや辰巳ゆうとくらいしかおらず、氷川ほどは稼げません。そういう意味では抵当権をタテに氷川の独立は阻止したいでしょう」と話す一方、「(氷川と事務所の関係は)男女の関係に似て、一度こじれたら元の鞘には戻らないでしょう。独立を認める代わり、営業権を含めた諸々の権利を譲りうけるほうが得策かもしれません」と話す。
ただ、抵当権の問題をクリアしても、前述したように他の芸能プロからは「独立は厳しい」という声が挙がっているという。
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