氷川と親交が深い作詞家で音楽評論家の湯川れい子さんも、自身のTwitterで氷川のファン向けに“元気です”“近々、ゆっくり話が出来ると思います”と報告しているが、ただ、独立に関しては、芸能界から厳しい声も挙がっているという。

「『氷川きよし』として復帰するなら、芸能プロからの引く手はあまたでしょうが、“Kiina”と改名して復帰すると、再ブレークが難しくなるのではないか。移籍先に名前が挙がっているエイッベックスも、改名には難色を示しているみたいです」(音楽ライター)

 氷川といえば、歌手活動休止直前の昨年12月13日、東京国際フォーラムで行われた恒例の冬コンサートで「氷川きよし業をやらせていただいた、Kiinaでございます」と発言。同日に放送されたNHKの特別番組のタイトルも『Kiinaパーティ~氷川きよしと最高な夜~』で、正式に芸名を“Kiina“に改名して独立するのは時間の問題と見られていた。

「氷川は、“育ての親”と言われた長良プロの長良じゅんさんが12年にハワイのゴルフ場で事故死して以降、長男の2代目社長とは折り合いが悪かった。氷川は“Y社長は(自分に)愛情がない”と話していましたが、Y氏が氷川のカミングアウトに反対したことで関係修復は絶望的になったようです」(長良プロの内情を知る音楽関係者)