ところで、プーチンロシア大統領の“奇行”が目立つとは以前からいわれてきたが、このほど、プーチンの警護にあたっていて、昨年亡命した情報将校が、「13年間、大統領が携帯電話やインターネットを使うのを見たことがない」「国外でもテレビはロシアの国営放送しか見ない」「すべての情報を側近たちから得ている」「追跡可能な飛行機を好まず、特別な装甲列車で移動している」「盗聴を防ぐために外国訪問の際は、トラック1台分の大きさの通話ブースを持参している」などとAP通信に話したと、新潮が報じている。

 そうだろうと思う。側近たちさえ信用できず、いつ寝首をかかれるかびくびくして暮らしているのだろう。

 たとえ、ウクライナ戦争に勝ったとしても、プーチンは枕を高くして寝ることはできまい。ある意味で、可哀そうな人間だ。