アシュタンガヨガ、ハタヨガ、ホットヨガと色々な流派が有りすぎて、一体どれが何なのかよく分からないという人は多いでしょう。 ダイエットやストレス解消などでヨガをはじめようとしたけど、種類が多すぎて自分にあっているどれなのか悩みますよね。

そこで今回は、古代ヨガからポピュラーなハタヨガとその流派、そして現代流行っているエアロヨガなど多様化するヨガの種類についてまとめました。

古代四大ヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

古代のヨガは現在のポーズをとるようなヨガと異なり、日常で実践することを目的としたヨガ哲学に近いものになります。

カルマヨガ

「行為のヨガ」もしくは「奉仕のヨガ」と呼ばれているヨガです。

ボランティアのように見返りを求めずに善行を行おうというもので、ヨガインストラクター養成スクールでヨガ哲学について学ぶ際に出てくることがあります。

ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサも実践したと言われています。

バクティヨガ

「愛のヨガ」ともよばれており、神様を信じるヨガです。

日本では馴染みのないものですが、インドで最も多くの人が実践しているヨガです。

ジュニャーナヨガ

「知恵のヨーガ」とも呼ばれるヨガで、瞑想や教典の勉強などを通して精神面を鍛えるのが目的となっています。

哲学的な要素が強いことから、カルマヨガと同様にヨガインストラクター養成スクールでヨガ哲学の一分野として学ぶことが多いです。

ラージャヨガ

直訳すると「王者のヨガ」。

ヨガの経典である『ヨーガスートラ』をもとに今から約2200年前に体系化されたヨガで、心をコントロールするのが目的としています。

瞑想を中心に精神面を鍛えることから上級者向けのヨガといえるでしょう。

アクロヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

アクロヨガとは、ヨガとタイ古式マッサージに、ダイナミックな動きのあるアクロバットの動きが合わさってできたヨガ。

2003年にアメリカのサンフランシスコで生まれた最新ヨガで、他のヨガとは異なり2人以上が行うのが特徴です。

クリパルヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

慈しみのヨガとも呼ばれており、セラピー要素を追加したヨガです。

ポーズよりも、自分の心の中にある感情を受け入れることで心の安定を求める人から指示を得ている流派です。

精神性に重きをおいた静的なヨガ流派の一つで自己理解を深めることで人間関係の改善といった効果が期待できます。

ハタヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ハタヨガはポーズと呼吸法に重点をおいたヨガの流派でマットの上でポーズをとるポピュラーなヨガです。

現代のヨガのほとんどはハタヨガから派生しているといっても過言ではないでしょう。

そのため、ヨガを基本から理解して身につけたいというひとはハタヨガから習得していくことがオススメです。

ハタヨガから派生したヨガの中でも有名なものをいくつか紹介していきます。

アシュタンガヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

決まった種類のポースを決められた順番で、短時間で切り替えてくことを繰り返すヨガです。

激しい運動だけでなく、視線は固定し、呼吸を動きに合わせてポーズをとる必要があります。

運動量は非常に激しく、難易度が高いことから比較的中級者向けのヨガといえるでしょう。

パワーヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

アシュタンガヨガを元に筋肉トレーニングと瞑想にポイントをおいているヨガで、基本的に立ちポーズで行われます。

やせたい人や筋力をつけたい人向け。

短期間に肉体改造がおこなえ、高いダイエット効果を期待できることからハリウッドをはじめとした世界中のセレブが美容法に取り入れていることから日本でも人気が高まっています。

ヴィンヤサヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

シッカリとカラダを動かしたい人向け。

呼吸に合わせて、ポーズを流れるように連続的にとっていくのが最大の特徴。

運動量が非常に高いのでインナーマッスルを鍛えるのに向いています。

ホットヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

高温多湿の中でハタヨガを行うスタイルのヨガ。

40~50度の気温、60%前後の湿度の中で26種類のポーズをとります。

暑いなかで行われることから汗を大量にかくことが特徴といえ、デトックス効果が期待できるヨガでもあります。

イシュタヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ハタヨガに医学や哲学の知識を追加したヨガの流派です。

特に呼吸を意識しながら、自分なりのペースで身体の柔軟性や筋力を高めていくのが特徴。

リハビリにも利用されることがあり、初心者向けのヨガといえます。

アイアンガーヨガ

正しい姿勢にこだわりたい人向け。

ムリのないポーズを長めに取ることから、子供から大人まで幅広い年齢層、体調に合わせてできることから初心者にもオススメのヨガです。

特徴としては正確なポーズをとるためにプロップスと呼ばれる床の高さをあげる補助アイテムを使うことも上げられます。

リストラティブヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

リラックスを意識したヨガ。

カラダへの適度な負荷と伸ばしを繰り返すポーズを緩やかに行っていくだけで、カラダや精神をほぐしてくれます。

リハビリを目的に考案されたヨガであるため、比較的ご高齢の方や妊婦など激しいヨガに向いていない人にむいているヨガです。

マタニティヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

カンタンなポーズと呼吸法を通じて心身ともにリラックスをはかっていくヨガ。

リラクティブヨガをより妊婦向けにアレンジしたもので、出産に備えた筋肉を養うことを目的としています。

つわりの治まる15週目から、医者と相談したうえでムリのない範囲でやるのがオススメです。

アヌサラヨガ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

アメリカ人が現代人のライフスタイルに合わせてアレンジした合理的なヨガ。

解剖学や生物学をもとにカラダに負担をかけることなくポーズをとることから世界的に人気になっています。

ポーズの負担が少ないことからカラダの柔軟性に自身のない初心者でもできるヨガです。