『わた婚』の興行収入に関して、目黒は「キムタク超え」を達成している。公開初日から3日間の観客動員数は47万9700人となり、興行収入は6億5400万円で初登場1位を獲得。この数字は、事務所の先輩・木村拓哉が主演を務めた今年1月公開の映画『レジェンド&バタフライ』の同期間での数字を大きく上回ることになった。

「『レジェンド&バタフライ』は、宣伝費も莫大にかけ、木村もかなりのテレビ番組に出演して宣伝を行った。もちろん、目黒も『わた婚』の宣伝はしましたが、木村の露出量には遠く及んでいなかった。そういった裏事情も考えれば、目黒の“圧勝”と言ってもいい状況です。このままいけば、最終的な興行収入でもキムタク超えしそう」(同上)

 事務所のベテランを若手が追い抜いたとなれば喜ばしいニュースだが、ジャニーズ事務所では不穏な空気が漂っているという。

「ジャニーズ社内では『わた婚』のヒットを喜びながらも、想定外の展開に右往左往しているようです。マスコミには『目黒が木村の数字を超えたという書き方はしないでくれ』とすぐに通達したとか。木村の『レジェンド&バタフライ』は当初の目標だった興行収入40億円には届きそうになく、まだ一部の映画館で上映中ですが『最終的な数字は取り上げないでほしい』ともマスコミに要請しているようです」(週刊誌記者)