丹田呼吸って知っていますか?

言葉だけは聞いたことがあるという方もいるかもしれません。

ただ、なんじゃそりゃ?と思う方は意外と多いのではないでしょうか。

丹田呼吸は、心にもカラダにも非常によい効果をもたらす呼吸法です。

この記事では、丹田の概要や探し方から丹田呼吸法の効果や方法まで、ヨガインストラクターである筆者が解説していきます。

丹田とは?場所の探し方とは?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)
丹田とは?
おへそから大体6㎝~10㎝下のところ。
気が集まると言われている。

そう言われても丹田がどこにあるのかよく分からないという方は次の方法を試してください。

初心者でもできる丹田の探し方
  1. 一度あおむけになってみましょう。
  2. 両手を腹筋の辺りに当てる。
  3. 上体を起こす腹筋運動をする。

    一番硬くなる場所=丹田

丹田は、ヨガでは神様のすわる場所と言われるくらい重要な場所です。

どんなポーズを取る時も忘れてはいけないことは、丹田に力をこめるということ。

丹田に力をこめなければ、ヨガのどのポーズもできません。

ヨガの呼吸法においても、丹田は重要なポイントとなってくるのです。

カラダと心によい丹田呼吸の効果とは?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

丹田呼吸をすることで、カラダにも心にも良い効果はたくさんあります。

メリット①:美容効果

まず、丹田呼吸をすると酸素を多く取りこむことができます。

酸素を多く取りこむと、血液循環がよくなります。

血液循環がよくなると、新陳代謝が活発になりますので、ダイエット効果や美肌効果などを期待できます。

メリット②:免疫力の向上

また、丹田呼吸をすることで、横隔膜が上下します。

横隔膜が上下しますと、そばにある内臓にも良い刺激を与えることができます。

つまり、内臓をマッサージすることができるんです。

内臓マッサージで内臓の動きが活性化することで、カラダの元気につながりますし病気の予防にもなります。

メリット③:精神を落ち着ける効果

丹田呼吸により酸素をたくさん取り込むことは、カラダだけでなく心も落ち着けることができるんです。

大事な会議の前などで、ものすごく緊張してしまう時ってありますよね。

そんな時には丹田呼吸、特に深く息を吐くことを意識しましょう。

息を深く吐くことで副交感神経が優位になりますので、不思議なほど心を落ち着かせることができます。

カンカンに怒ってる時にも、怒りがとけて頭にのぼっていた血もサーッと下がります。

最近、精神的に不安定だなあと思う時も、大事な仕事に集中したい時も、丹田呼吸が役に立ちます。

仕事の前に、丹田呼吸を少しするだけでグッと集中度が増しますよ。

丹田呼吸はだれでもできる

丹田呼吸はカラダと心に両方に効果的な薬みたいなものですね。

この薬にはちっともお金がかかりません。

だって、呼吸をするだけですから。

もちろん、副作用だってありません。

そうなれば、これはもう丹田呼吸をやってみなければ損というものですよね。

さあ、今すぐに丹田呼吸に挑戦してみましょう。