King & Princeは、5月22日をもって平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人が脱退し、それぞれジャニーズ事務所も順次退所。以降は高橋と永瀬廉の2人体制でグループを継続すると発表されている。当然、高橋の脳裏には脱退する仲間たちのことがあったはずで、こみ上げてくる感情と涙をこらえきれなかったのだろう。

 この番組の直後に『だが、情熱はある』の初回が放送されたのだが、Twitter上のファンからは「つらくて観てられない」といった声も。「海ちゃんの涙が脱退騒動のすべての答えだと思った」「離れ離れになるのが一番つらいのは本人たちなんだよね」「悲しすぎて一緒に泣いてしまった」といったコメントも飛び交い、トレンドワードに「海人の涙」が入るなど大きな反響を呼んだ。

「キンプリメンバーの涙といえば、脱退が内定していたとみられる昨年10月にコンサートのアンコールで平野が突然泣き出して会場が騒然となったことがありました。昨年11月の3人の脱退発表直後には、永瀬が自身のラジオ番組で涙ながらに経緯を説明したうえで、『(3人が)辞めたいと思ってることに気づけなかった自分は何してたんやろって』と自分を責めていました。岸や神宮寺もグループへの強い愛情をたびたび明かしており、誰もが『ずっと5人のキンプリとして活動したかった』と思っているのに離れ離れになってしまうという現実が、メンバーたちの涙に表れているのかもしれません。もし3人がワガママや自分勝手で辞めるなら、高橋が号泣したり、永瀬が自分を責めたりはしていないでしょうから、複雑な事情があることがうかがえます」(ジャニーズに詳しい芸能記者)

 7日に出演した『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)2時間スペシャルでは、そうしたメンバーたちの心中が表出したとみられる場面があった。King & Princeの過去の出演シーンをまとめたVTRが流れた際、それを見つめるメンバーたちが悲しげで切なそうな表情をしていると話題になったのだ。