今日の難解漢字は

「蔔」

「蜃」

「驟雨」

「追追」

「幅員」

です!

どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、

なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「蔔」です!

今日の難読漢字クイズは「蔔」です。

苺、筍、葡萄、似ている漢字はたくさんありますが…

さて、あなたは何と読みますか?

「蔔」の読み方のヒントは?

ヒント1.「蔔」をひらがなにすると4文字になります。

ヒント2.おでんや焼き魚に欠かせないのが「蔔」です!

ヒント3.「蔔」は、「オオネ」「スズシロ」とも呼ばれます。

正解は…

正解は「だいこん」でした!

アブラナ科ダイコン属の野菜で、一般的には「大根」と書きます。

日本人には身近な食材ですね!

「蔔」の音読みは「フク」、訓読みは「だいこん」、14画の漢字です。

日本人は「蔔」が大好き

原産はコーカサス地方ですが、日本人は「蔔」が大好きです。

日本最古の記録は『古事記』で、仁徳天皇が「於朋泥(おほね)」と詠んだ野菜が「蔔」のこと。

日本には現在100種類以上の品種があるとされています。

例:練馬大根・桜島蔔・山田ねずみ蔔・辛味蔔・紅しぐれ蔔・黒丸蔔など

栄養豊富で健康にいい「蔔」

「蔔」には食物繊維(整腸効果)、アミラーゼ(でんぷんの分解)、イソチオシアネート(抗酸化作用)が豊富に含まれています。

葉っぱの部分にも、βカロテン、ビタミンC、カリウムなどが含まれていますから、捨てずに食べるようにしましょう!

2つ目の漢字は「蜃」です!

「蜃」を何と読みますか?

「蜃気楼」の「シン」ですね!

アニメ好きなら知ってるかもしれません。

「蜃」の読み方のヒントは?

1.「蜃」をひらがなにすると、なんと6文字です。

2.正解の6文字は「蜃(シン)」の別名、つまり同じものを指します。

3.『やや似た例は支那説に雉と蛇が交わりて蜃を生む。』南方熊楠「十二支考」より引用

正解は…

正解は「オオハマグリ」でした!

食べられるオオハマグリは「大蛤」と書きますが、こちらは食用貝ではなく巨大なハマグリの妖怪。

蜃気楼で相手をかく乱する技を持ち、アニメ「NARUTO -ナルト-」にも登場しました。

「蜃」は13画の漢字、音読みは「シン」「ジン」、訓読みは「おおはまぐり」「みづち」です。