栗林公園や玉藻公園、手打十段 うどんバカ一代などをはじめとする高松市の観光スポットを、トリップノートの8万7千人のトラベラー会員(2023年4月現在)が実際に行っている順に、人気ランキング形式でご紹介します!
1位:栗林公園
16世紀後半、地元の豪族佐藤氏によって作られた庭園が始まり。その時はまだまだ小さい庭でしたが、1631年頃、この地を治めた生駒家の家臣により現在に近い大きな庭園の基礎がつくられました。
のちに生駒氏から松平氏へと藩主が変わり、基礎が築かれてから100年以上経った1745年に庭園が完成。明治8年(1875)に県立公園として一般公開され、昭和28年(1953)には国の「特別名勝」に指定されました。そして2009年には『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で最高評価の三つ星を獲得しています。
栗林公園の面積は東京ドーム3.5個分で、さらに背景の紫雲山を含めれば約75ヘクタールと、なんと東京ドーム16個分にも及ぶ広大な庭園です。園内随一のビュースポット「飛来峰」からは南湖を一望する素晴らしい絶景が楽しめます。
2位:史跡高松城跡 玉藻公園
天正16年(1588年)に豊臣秀吉の家臣・生駒親正が築城し、生駒家4代、松平家11代の歴代藩主の居城だった高松城跡を整備した公園。瀬戸内海の海水をお堀に引き込んでおり、愛媛県の今治城、大分県の中津城とならぶ”日本三大水城”のひとつに数えられています。映画『春の雪』や『椿三十郎』などのロケ地としても使用されました。
柿本人麿が讃岐の国の枕詞に「玉藻(たまも)よし」と詠んだことからこの辺りの海を玉藻の浦と呼んでいました。玉藻の浦にちなんで別名「玉藻城」とも呼ばれ地域の方に親しまれています。
名物となっている「鯛(タイ)のエサやり」は、子供たちにも人気!ガチャガチャで専用のエサを購入し、まるでコイにエサをあげるように、鯛にエサをあげることができます。
3位:手打十段 うどんバカ一代
香川と言えばうどん県とも言われるほどうどんが有名です。手打十段うどんバカ一代はセルフタイプの店で、高松市内中心部にあるのでアクセスもばっちり。
ここのヒット商品はなんといっても「釜バターうどん」です。温かいうどんに生卵がのった釜玉うどんはよく見かけますが、さらに工夫を凝らしてバターと粗びき胡椒がトッピングされています。これを一気にかき混ぜるとまるでカルボナーラのようになるのです!
トッピングでさらにネギや天かすを入れるのもいいですよ。もちろんうどん自体が絶品なので、シンプルなメニューも文句なしのおいしさですが、ちょっと変わり種を食べてみたい方にとくにオススメ。
また暑い日にもぴったりな「冷やしうどん」は、うどんが隠れるくらいたっぷり氷が入っています。氷でしまっているので弾力やうどん本来の美味しさをしっかり感じることができます。