そんな菊池は、自身にとってどんな作品なのかを聞かれると、「倉科さんが言ってたように僕も成就する役ってなくて。あと自分の恋愛がメインになることもあまりなくて、どちらかというと僕の恋愛はサブストーリーで、かつあまりうまくいかないというのが、結構今までの傾向だったので、それでいうと本当に恋愛をちゃんとして、それが主軸なっていってというのが初めてだったので、これから例えばもし、恋愛ドラマがあるとしたら、自分の中で基準になるような作品になったなあと思います」と真剣な面持ちで述べた。さらに、本作の魅力について「とにかく三大欲求に真っすぐなところじゃないですかね。欲を隠すことなくというか。本当は隠しているつもりももともとないんだろうけど、より作品だからさらけ出せることもできたし、それを共感してもらえることもできたと思うし。結構友達同士だったらあるかもしれないけど、あまり欲について話すこととか共感を得ることとかないと思うんですけど、この作品はそんな一つの共感材料になれたらいいなと思いましたね」と語った。
また、本作では役柄が肉食系でクールな面もあるキャラを演じている菊池だが、「バラエティーなどの普段の自分とどちらが本来の自分に近いのか?」という質問に「それはやっぱり僕は常にクール。バラエティーでもそんなにおちゃらけたりの印象はないです、僕はね。もう1回見直してください。今回は役作りがいらなかったです。当て書きかなって思いました(笑)」と答え、笑わせた。