野球場みたいなところに、多数のエキストラを呼んでの撮影。メインの3人が撮影前にロケバスで談笑をしていたところ、スタッフさんから準備が出来たということで、現場へ入るよう促されたのだ。浜田さんは「はいはーい」と返事をしたものの談笑を続けてしまい、20分後ようやく現場へ向かった。すると監督が鬼の形相で待っており「お前たちのドラマなんだよ!」と多くのエキストラがいる前で大激怒されてしまったのだ。
この話においては明らからに浜田さんたちが悪いのだが、元々TBSは「ドラマのTBS」と言われており、そのドラマ班は一種独特な位置に存在していた。
優秀なプロデューサーを抱え、他局も認める技術と美術力を誇り、TBS内でもドラマ班は特別な扱いをされており、エリート揃いのドラマ班のスタッフはなんとなく“演者よりも上”という空気感を纏っていたのは間違いない。なのでほかの局では下か来てもらえるタレントもTBSでは上側に回るのだ。
実は僕も一度まさに「ドラマのTBS」という経験したことがある。
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